942. 研究に関する面白い発見事項
今日は非常に仕事のはかどる一日であった。今日が土曜日であることを忘れてしまうほどに、仕事に熱中していたように思う。 特に研究論文に関して、また少し進展があった。現在取り掛かっているのは、発話構造の複雑性の観点から教師と学習者間のシンクロナイゼーションを分析する箇所である。...
755. 三つのリサーチクエッション
昨日、ドビュッシーのピアノ曲が流れてきた時、思わず仕事の手を止めた。そこには、私の身も心も、そして時間すらも溶かしてしまうかのような甘美な旋律が流れていた。 この曲にはどこか、今の自分の感情を変容させるような不思議な力が込められていたのだ。ドビュッシーは印象主義を代表する作...
610.知的抱腹絶倒を常に感じて
今日は、「複雑性と人間発達」というコースの第四回目のクラスに参加した。本日のクラスを担当したのは、ダイナミックシステムアプローチに造詣の深い物理学者のラルフ・コックス教授である。 私の論文アドバイザーを務めるサスキア・クネン教授とコックス教授が交代で担当するこのコースに対し...
559. 友人の研究テーマとの共通点
今日は早朝五時に起床し、30分ほどの朝の習慣的実践を行ってから仕事に取りかかった。今の自分は良い波に乗りながら、日々を過ごしているように思う。 これはおそらく、心身の状態を最適にするような生活実践を行っているからだろう。また、研究仲間ができたことも非常に大きな影響を私に及ぼ...
410. 学習や実践に最適な「ノイズ」を生み出すために
昨日、先日の講義内容についてプログラム長のルート・ハータイ教授に色々と質問をしていた。ルートと私は年齢的には一つしか違わないのだが、彼は私の良きメンター役として、私の知らない領域や分野に関して様々なことを教えてくれる非常に頼れる研究者である。...
403. 熟達者が持つ独特のリズム:「ピンクノイズ」について
流れてくる音楽に耳をすませていると、そこには固有のリズムがあることに気づく。ランダムで再生しているはずのピアノ曲は、それらが全て一つのリズムの中で奏でられているような気がするので不思議である。 自分の日常も長短を織り交ぜた波がうねりながらも、それはそれとして一つの固有のリズ...