3728. バルトークの作曲語法からの学び
時刻は午後の八時を迎えようとしている。今日は極めて寒く、今の気温はマイナス4度である。そうした寒さの中、今日も普段と変わらずに、自分の日々の取り組みに従事していた。 先日イギリスの書店から届けられた、“Bela Bartok: An Analysis of His...
3381. ピアジェの発達理論を毛嫌いする人たち(その1)
午前中に雷の音が聞こえ、雨が激しく降るかと思っていたら、そうではなく、小雨がぱらつく程度だった。時刻は午後の三時半を迎え、今は全く雨が降っておらず、灰色の雲が空を覆っているだけだ。 午前中と午後の時間を使って、ウィルバーの“The Eye of Spirit: An...
2381. どこまでも広く深まる感謝の念
小鳥とバッハ。両者はコインの表と裏の関係にある。いや、両者は一つのコインとして、一者としてこの世界に存在している。平均律クラヴィーア曲集と小鳥の鳴き声を朝から今までずっと聴きながら、そのようなことをふと思う。 書斎の窓から見える赤レンガの家々の前を通る道は、数日前から工事が...
1987. 身体の調子を整える重要性
今朝は五時に起床し、五時半から一日の活動を開始させた。昨日は、夕方までは心身の状態が良好だったのだが、夕食を終えてから突然の睡魔に襲われた。 やはりまだ時差ぼけが完全に回復していなかったのだろう。夕食を終えてからは本を読むことも文章を書くこともおぼつかず、作曲実践を行える気...
593. ホロン階層を持つ発達課題
昨日ふと、ここ最近の自分の文章を眺めてみると、起床した時の感覚や情景描写などから言葉を紡ぎ出していることが多いことに気づいた。文章にするテーマが決まっている時でさせ、突然にそのテーマから言葉を紡ぎ出していくのではなく、その文章を今まさに書こうとしている自分を取り巻く感覚や情...
435. 研究プロセスにおけるホロン階層について
先日のクネン先生とのミーティングで一つ課題として提出された「理論モデルの創出」について少しばかり考えていた。本来であれば、研究テーマに関する理論モデルを構築することがクネン先生の意図だと思うが、理論モデルを構築することそのものについて少し考えていたのである。...
210. 読者の方から寄せられた質問事項(No.9)「構造はどのように生み出されるのか?」
東京は本日も雨ですね。皆さんのお住いの地域の天気はいかがでしょうか。 一日たりとも同じ雨の日はなく、一滴たりとも同じ雨滴がないというのは不思議ですよね。こうした不思議さに畏敬の念を覚えながら、是非とも今日の雨を「味雨」したいものです。 今回の記事は、拙書...