977. 感覚の鋭敏化と脳の再構成をもたらす作曲
昨日は、午後から夜にかけてピアノ曲の作曲に取り組んでおり、普段と異なる活動に従事していたためか、昨夜の夢も印象的なものであった。スイスの山脈を彷彿とさせるような場所に、列車が走る線路が複数あった。 山を切り開く形で複数の線路が走っており、それほどまでに数の多い線路を見たこと...
975. 全体美と建築美
一昨日、昨日とベートーヴェンのピアノソナタだけを聴き続け、今日は打って変わって、モーツァルトのピアノソナタだけを聴き続けている。二人の偉大な作曲家の音楽を一日中聴き続けることによって、私の聴覚が麻痺し始めたのかもしれないが、今朝、ふとした気づきを得た。...
973. 音楽との向き合い方について
今日は早朝から、モーツァルトのピアノソナタを聴くことにした。モーツァルトが残したピアノソナタは全部で18曲あり、時間にして6時間半に及ぶ。 一昨日から昨日にかけて、ベートーヴェンのピアノソナタのみを延々と聴いていたためか、もしくは、今朝の感情と感覚の性質からか、今朝に限って...
971. 初校の修正を終えて
今日は五時半に起床し、結局就寝前の十時近くまで仕事を行なっていた。土曜日のほぼ全ての時間を第二弾の初校の修正に当てたこともあり、今日一日で全ての作業を完成させることができた。 原稿の一文一文を全て最初から最後まで読み通すことは、非常に骨の折れる作業であったが、全てを無事にや...
970. 初校の再読
今日は朝から夕方にかけて、第二弾の書籍の初校を最初から最後まで一文ずつ読み続けていた。誤字・脱字等の細かな点を確認するという作業を延々と行っていた。 当初の予定では、早朝に流し始めたマウリツィオ・ポリーニのベートーヴェンピアノソナタ全集が終わるまでに、この作業を完成させたい...
968. 自己偽装と発達測定
早朝から書斎の中では、マウリツィオ・ポリーニが演奏するベートーヴェンのピアノソナタが清らかな小川のように流れ続けている。私は音楽に関しては門外漢であり、楽譜に記載されている音符すらも読めないが、絶えず自分の内側には音楽的な何かで満たされていることに気づく。...
967. 初校の修正とマウリツィオ・ポリーニのベートーヴェンピアノソナタ
今朝は五時半に起床し、外側の曇り空の景色とは異なり、内側の景色は晴れ渡っていた。起床直後、今日という一日の中で進行させることのできる仕事に対して強い期待感と興奮があった。 文章を読み、文書を書くために今朝目覚めたのだ、と言わんばかりの気持ちであった。いつも通り、朝の習慣的な...
966. 書くことと読むことの山脈の往来
ザルツブルグに滞在中、記念館や博物館を通じて、過去の偉大な音楽家たちの業績を辿っていた時に、インプットの量が脆弱であれば、ある時からアウトプットの量が必ず枯渇するのではないかということに気づかされた。 モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト等、彼らにまつわる資料を直接こ...
965. 古書店の店主に教えてもらった音楽配信サービス
今日は午前中に、「成人発達とキャリアディベロップメント」のコースで取り上げられている論文を順番に読み進めていった。先日初回のクラスが行われたところだが、全七回に渡るクラスの課題論文を全て読み通すことができた。 あくまでもこれは一読目であり、これからクラスの進行に応じて、二読...
963. ある古書店での一冊の書物との出会い
昨夜の夢が私の身体と精神を治癒したためか、今日は心身ともに非常に調子が良かった。「タレントアセスメント」のコースに参加するためにキャンパスに向かって歩いている最中、常に気分が高揚していた。 もうすぐ五月に入るのだが、マフラーを巻き、手袋をはめながらフローニンゲンの街を歩いて...