

フローニンゲン大学を紹介したミュージカル風の動画
渡欧直前に学生課から送られてきたメールの中に、フローニンゲン大学を紹介したミュージカル風の動画がありました。30分ぐらいの短めの映画を観る感覚で楽しむことができます。 案内文に “hilarious(陽気な&笑いを誘う)”と書かれていた通り、作品自体はコミカルに仕上がってい...


274. 午前中に負けない8月2日の午後
8月2日の午前中にあまりにもインパクトの大きい出来事が重なっていたため、書き記すことを忘れていたのであるが、8月2日の午後、フローニンゲンの市役所(Town Center)に住民登録をしに行ったエピソードがある。 フローニンゲン大学の学生支援課から、フローニンゲンに到着した...


273.「爆発」から始まる記念すべきフローニンゲンでの二日目
怒涛のように過ぎ去った8月1日から一夜明けた8月2日。昨夜、就寝前に感じていた虚無感は消え去り、新たな土地で何とか生活を始めようとする自分のたくましい生命力を感じた二日目の朝。 睡眠というのはつくづく大事なものだと思う。睡眠は心身を休める働きのみならず、昨日の出来事を全てリ...


272. 初日からのハプニングの嵐:その2(欧州到着編)
少しばかり肌寒いフランクフルトに降り立ち、私はアムステルダムへの乗り継ぎを急いだ。フランクフルトは、ドイツ国内のみならず国際的に見ても経済・金融の中心地であるが、この日のフランクフルト国際空港は閑散としていた。 欧州ではこのところテロが頻発しており、乗り継ぎの際の手荷物・身...


271. 初日からのハプニングの嵐:その1(機内編)
フローニンゲンでの三日目の朝を迎えた。怒涛の嵐が過ぎ去り、嵐の後の静けさに浸っている感覚だ。というのも、日本を出発してからの空の旅を皮切りに、そこからフローニンゲンの新居に着くまでが本当にハプニングの連続だったのだ・・・。...


270. オランダでの生活に向けて
出発6日前の2016/7/26の日記 未だ形にならない思念の塊を文章として表現することによって、なるべく心を落ち着かせようとする自分がいる。日々の生活の中で湧き上がる雑多な考えや思いを言葉にすると、混沌さに心身を乗っ取られるのではなく、均衡を心身にもたらすことができると感じ...


259. 辻邦生「春の戴冠・嵯峨野明月記」展覧会
日本で済ませておくべき全ての手続きを終え、荷造りも無事に目処が立った。渡欧準備を着実に進めてきた理由としては、横浜で開催される国際心理学会議(ICP2016)が控えていたということに加え、日本にいる間に辻邦生先生の展覧会に是非参加したかったからだ。...

254. 新たな言語習得について
自分の内面領域に触れながら絶えず書く行為には、どうやら変容的(transformative)な効果のみならず、治癒的(therapeutic)な効果があるようである。精神を健全に保ちながら認識世界の深みへ到達していくというのは実に過酷なことであると思っていたが、絶えず書くと...


253. 荷造り
二転三転あり、フローニンゲンでの生活拠点を街の中心部ではなく、より閑静な住宅地の方に変更した。フローニンゲンの街のシンボルであるマルティニ塔を眺めることのできるアパートの周りは、街の中心部ということもあり若干ガヤガヤしている。...


251.「構造的カップリング」と「相互浸透」
オランダへの出発がいよいよ一週間を切った。オランダ到着後に必要な各種手続き(例:住民登録や銀行開設など)の流れを確認している。 4年前にジョン・エフ・ケネディ大学でシステム理論に関するクラスを履修して以降、数年間はその分野から離れていたが、再びシステム理論の探究に着手してい...