

3024. ハーバード大学教育大学院の出願に向けて
列車は順調にフローニンゲンに向かっている。車窓からはのどかな風景を眺めることができ、それは私の心を落ち着かせてくれる。明後日の朝にもフローニンゲンからスキポール空港に行く際にこの景色を見ることになると思うと、少しばかり嬉しい気持ちになる。...


2869. 三つ目の修士号を取得して
早朝からいくつか日記を書き留めたことにより、ようやく一日の活動を開始する準備が整ってきたことを感じる。時刻は午前八時を過ぎ、辺りにも通勤や通学に向かう人たちの姿が増えてきた。 昨夜、論文アドバイザーをこの一年間務めてくださったミヒャエル・ツショル教授から連絡があった。先日提...


2788. 論文提出から一夜が明けて
フローニンゲン大学での二年目のプログラムを終えた翌日の今日。今朝は六時半に起床し、七時から一日の活動を開始した。 昨夜は論文の最終レビューを念入りに行っていたため、いつもの就寝時間よりも30分ほど遅く就寝した。レビューを終え、私は二人の論文審査官に論文を提出した。...


2787. 研究発表を無事に終えて
先ほど自宅に戻ってきた。今日は午前中に、この一年間を費やして行っていた研究の発表を行った。 自宅から発表会場までの道のりは、どこか輝いて見えた。実際に午前中のその時間帯の太陽はとても力強く輝いていた。 気温は涼しく、散歩するには何よりの気候だったように思う。会場に到着すると...


2786. 最後の研究発表
今日は六時に起床し、六時半を過ぎた頃から一日の活動を開始した。今日はいよいよフローニンゲン大学での二つ目の修士課程を終える日となる。 厳密には本日は卒業式ではなく、この一年間に行っていた研究の発表と修士論文の提出をする。研究発表を行う会場は、街の中心部から少しばかり東に行っ...


2766. フローニンゲン大学での二年目のプログラムの終了に向けて
今日は普段よりも遅く六時半に起床した。目を覚ましてみると、辺りは朝日に照らされていてとても明るかった。 午前七時を回った今は昼のような明るさを見せている。天気予報を確認すると、これからの七日間は少なくとも腫れが続くようだ。今日は天気に恵まれ、気温も程よい暖かさのため、昼食前...


2411. フローニンゲン大学での最後の試験を終えて
先ほど無事にフローニンゲン大学での最後の試験を終えた。振り返ってみれば、二年前にフローニンゲン大学の修士課程に入学した時、米国の大学院時代とは異なり、筆記試験が要求されていることに最初は戸惑ったのを覚えている。 当時の私の中では、米国の大学院時代のように、コースで取り上げら...


2409. 科学的探究と哲学的探究の調和に向けて
六時半を迎えたフローニンゲンは、すっかりと明るい世界となった。確かに少しうっすらとした雲が上空を覆っているが、それでもこれから朝日がより鮮明になるだろうという予感がする。 今日は幸いにも雨がほとんど降らないようだ。昨日の天気予報では、ちょうど最終試験に向かう最中に雨が降る予...


2384. 不思議な古書を読む夢
今朝方見た夢を思い出していると、フローニンゲンの朝もすっかり夜が明けた。起床時に聞こえていた小鳥たちの鳴き声は今もまだ静かに聞こえている。 また、ここ数日と同じように相変わらず私は、今日もバッハの平均律クラヴィーア曲集を聴いている。おそらく今日も一日中リヒテルが演奏するこの...


2076. カフェテリアでのミーティングより
裸の木に小鳥が止まり、しばらく休んでから再び飛び立った。遠くの空が薄赤く夕日に照らされている。 今日も一日がゆっくりと終わりに近づいている。今日は氷点下の世界が続き、普段は暖かい部屋の中にいても寒さを感じるほどであった。...