2236. 相互発達の生起する場
日々刻々とフローニンゲンは春に向かって進んでいる。それを証明するかのように、今日の気温も暖かく感じられる。 実際には、今の気温は6度であるが、それでも十分なほどに暖かいと思う。徐々に春に向かっていくフローニンゲンの中で生活をしていると、日々の時間感覚も春のそれに変容している...
2226. インターン先のオフィスから
先ほどインターン先のオフィスに到着した。オフィスに到着すると、真っ先に空気の入れ替えを行った。 春の香りが漂う新鮮な空気を部屋に取り込んだ。パソコンを立ち上げ、諸々の準備を整えてから、一階に降りて朝のコーヒーを購入した。...
2224. インターン九日目の朝
今朝は六時半に起床し、七時を過ぎた時刻からゆったりと一日の活動を始めた。 昨日に引き続き、今朝方も印象的な夢を見ていた。だがその印象は、目覚めの直後までは鮮明だったのだが、今はもうその印象が薄れてしまっている。 ひとたび断片的になってしまった夢の記憶を再度束ね直すことは本当...
2119. 満月と変化
早朝の六時半の今の気温はマイナス3度だが、今日は最高気温が7度まで上がる。 今日から少しばかり気温が上がり、なんともいえない安堵感を覚える。 本当にここ数日間は寒かった。体の芯から冷えるような寒さであり、早朝は暖房のみならず、湯たんぽを使うことにしていた。...
2107. 満月の見える寒い朝に
昨夜の就寝前は、普段は暖かい部屋の中すら寒く感じた。ここ数日間のフローニンゲンの気温は異常なほど低くなっている。 今朝も起床直後に、その寒さに驚いてしまうほどであった。今日はインターンがあるため、早朝の九時に自宅を出発する必要がある。...
2105. 冬の恵み
繰り返しになるが、今日は本当に寒い一日である。午後の仕事を少し行ってから、行きつけのチーズ屋に足を運ぶことにした。 運動がてら、ランニングをしてチーズ屋に向かってみると、気温の低さのみならず、冷たい風が立ちふさがった。耳が凍ってしまうかのような寒さがそこにあり、途中に見た河...
2085. Rコードの完成
夕方のフローニンゲンの空はとても美しい。特に、この季節の夕方のフローニンゲンの空は、複数の色が薄いグラデーションを生み出している。 手前の空は成層圏を映し出すかのような薄い青色を帯びており、遠くの空へ向かっていくに応じて少しずつ赤みを増す。私はこの時間の夕焼け空が本当に好き...
2084. 四年振りの米国生活へ向けて
早朝、薄い虹色の空がフローニンゲンの上空に広がっていた。空を見ながら、地底から地上へ、天上へという上昇の運動と、天上から地上へ、地底へという下降の運動について思いを馳せていた。 今日もこの世界での歩みを進めていこうと思う。朝食がてら果物を食卓に取りに行き、それを持って食卓の...
2089. 天気の状態特性
今日は夕食前に全ての仕事を終えることができた。研究に向けての文献調査をし、秋からの研究に関する計画書のドラフトも八割型完成させることができた。 この計画書に関しては、明日最後の項目の部分に関する文章を執筆しようと思う。明日にドラフトを完成させてからしばらく寝かせ、最後に何度...
2075. あの夕焼け空
久しぶりにフローニゲンの夕焼けの美しい姿を見た。今日は幸いにも一日中晴れていた。 今私が生活をしているフローニンゲンにおいて、この季節に雨が一日のどこかで降らないことは珍しい。今日は一度も雨に見舞われることなく、太陽の光を存分に浴びることができた。...