2458. フローニンゲンでの二日目の朝に
フローニンゲンに戻ってきてからの二日目の朝を迎えた。今朝は六時過ぎに起床し、六時半から一日の活動を開始した。 不思議なもので、フローニンゲンに戻ってきた翌日からすぐにこれまでと同じ生活リズムに戻った。文章を読んで書き、曲を作る生活。そのような生活を再び送ることができることを...
2454. 旅の振り返りに向けて
晴れ渡る青空に、優しく吹き渡る春風、そして小鳥の小さなさえずり。人々はまだ活動を始めておらず、日曜日のこの時間帯は本当に静かだ。 今日からいよいよ新たな生活が始まる。わずか八日間の中欧旅行は、その短い期間以上のものを私に授けてくれたように思う。昨日までの旅が全くもって短く感...
2453. フローニンゲンでの安息
フローニンゲンに戻ってきてからの最初の朝を迎えた。旅が終わり、心身を深く休息させるためか、今日は昨日よりも一時間ほど長く眠っていた。 六時半過ぎに目を覚ました時、小鳥の鳴き声が辺りにこだましていた。小鳥の鳴き声を聞いた時、フローニンゲンに戻ってきたのだという確かな感覚と安心...
2452. 欧州での故郷に戻ってきて
数時間前にフローニンゲンの街に戻ってきた。駅のプラットフォームに降りた時、なんという安堵感を感じたことだろうか。 オランダという国が、そして何よりフローニンゲンという街が自分の大切な故郷の一つになっていることを実感する。心休まる故郷があるということの恩恵は計り知れない。...
2378. 研究と自己に伴う揺れ
今日は風がなく、とても穏やかな一日になりそうだ。目の前に見える赤レンガの家の煙突から白い煙がゆっくりと上空に立ち昇っている。 今朝のフローニンゲンの空は本当に綺麗だ。遠くの空は薄紫色に照らされていて、手前の空はライトブルーの様相を呈している。...
2371. ツショル教授との研究ミーティングより
先ほど小さな幸運に見舞われた。フローニンゲンで生活を営む中で良く運がいいと思うのは、大抵私がどこかから自宅に戻った直後に雨が降り始めるケースが多いことだ。今日もまさにそうだった。 午後にミヒャエル・ツショル教授とのミーティングがあり、それが終わって自宅に到着して数分後に突然...
2301. 輝くフローニンゲンの夜空
夕食後、フローニンゲンの夜空の美しさに思わず息を飲んだ。時刻は七時を過ぎた頃であり、ちょうど夕日が最後の輝きを振り絞っている。その輝きがフローニンゲンの空を見事に照らしている。 夕日が沈む方角はオレンジ色になっていて、そこから距離を経るにつれて暮れかかる青い空が広がっている...
2266. Spirits in Action
エメラルドブルーの美しい空がフローニンゲンの夜空に広がっていた。夕食を撮りながら、私はその空を感慨深く眺めていた。 日記を書くことに関してふと、構築された自己をさらに探求するような無意味な形で言葉を紡ぎ出すのではなく、そうした自己を超えた存在の言葉を翻訳する形で文章を書いて...
2260. 季節の変動と協働者の方との対話より
少しばかり濃い灰色をした曇り空を、多くの黒い鳥たちが飛んでいる姿が目に入った。書斎から眺めてみると、それらは黒い鳥のように見えるが、彼らが腹を返して方向転換する瞬間を観察してみると、どうやら白いカモメのような鳥かもしれない。...
2242. 小雨降る土曜日の朝に
十日目のインターンから一夜が明けた。昨夜は思考が少しばかり興奮状態にあり、就寝前は床の中であれこれと色々なことを考えていた。 そこから一夜が明け、今朝は六時に起床した。一日の活動を開始した六時半において、辺りはまだダークブルーの闇に包まれている。...