2683. 何気ない月曜日の朝より
今日の早朝はどこか不思議な美しさを持っている。書斎から見える空は少しばかり黒い雲で覆われているのだが、朝日が燦々と街に降り注いでいる。 ここからでは確認できないが、朝日の方角の空は晴れているのだろう。ここ数日間は五時前に起きるような日々が続いたが、今日は一時間遅く六時前に起...
2682. フローニンゲンに溢れる音楽体験
先ほど夕食を摂り終え、今は少しくつろいでいる。夕方に訪れた教会コンサートの余韻がまだ抜けていない。 音楽の演奏を実際に聴くというのは本当に変容作用があるのだと思う。それは多分に治癒的であり、変容的である。 音楽の持つそれらの側面については深く探究していきたい。自ら曲を作るこ...
2669. フローニンゲンでの音楽体験とデッサンについて
早朝には太陽の姿が見え隠れしていたが、午前中も半ばを過ぎると、急に陰りがちな天気となった。昼食を摂り終えた今も空は薄い雲で覆われている。そのおかげもあってか今日はとても涼しい。 書斎の窓を開けていると、爽やかな風が時折流れ込んでくる。明日は天気が崩れるため、先ほどスーパーで...
2647. 涼しげな初夏のフローニンゲン
早朝のフローニンゲンはとても涼しい。幾分寒いぐらいである。アムステルダムに滞在するためにフローニンゲンを離れたのは五日ほど前のことであるが、その前の週は暑い日が続いていた。 しかし今日からはまた涼しい日々が続くようだ。フローニンゲンの初夏は本当に涼しく、その涼しさは真夏にお...
2614. 金曜日のフローニンゲンの午後
幸いにも今日は午後から雨が降らなかった。早朝は薄い雲が空を覆っており、午後に雨が降る可能性が高いと思っていたが、昼食を摂り終える頃には雨が降るような気配はなかった。 天気予報を確認すると、もう雨は降らないようであったから、折り畳み傘を持たずに自宅を出発し、大学キャンパスに向...
2604. フローニンゲンという街の素晴らしさ
フローニンゲンの街の良さを再確認するような日であった。今、燦然と輝く太陽の光がフローニンゲンの街に降り注いでいる。 時刻は夕方の四時半を迎えた。今日は三時前あたりに街の中心部にある役所に向かった。 欧州での三年目の滞在にあたり、その手続きの方法を聞きに街の役所に向かって自宅...
2602. 永続的な夢の世界と隠遁生活の必要性
この時期の早朝に見える赤紫色の朝焼けは本当に美しい。今日は残念ながらそうした朝日を拝むことはできなかったが、目が覚めた時に広がる空の輝きには思わず息を飲んでしまうことがよくある。 夢から覚めたのに、また夢の世界に戻ってしまうかのような幻想的な朝の世界がこの街にはある。明日の...
2598. 一年半ほど放置していたこと
昨日、突然浴室の電球が切れた。厳密には浴室の電球は半年前にすでに切れており、それについて私はあまり気にしていなかったのだが、浴室にある洗面台の電球が突然点灯を始め、目がチカチカして困ってしまったので不動産屋にメールをした。...
2580. ヘンリー・デイヴィッド・ソローと街の工事から
先ほどふと、先日フローニンゲンの街の古書店で購入した一冊の書籍のことを思い出した。それは思想家かつ詩人であったヘンリー・デイヴィッド・ソローに関する書籍である。 その書籍についてふと意識が向かったのは、その直前に昨年の北欧旅行の際に読んでいたエマーソンの全集について思い出し...
2468. 雨上がりの夕方に
雨が上がり、雲間から太陽の光が再びフローニンゲンの街に降り注いでいる。今日は雨が降ったり止んだりする忙しい天気だ。 夕方の四時半を迎えた今、書斎の窓から太陽の光で輝く青々とした木々を眺めることができる。窓ガラスに付着した雨滴もどこか美しく耀いている。...