2892. 歯科医での定期検査を終えて
時刻は午後の六時半を迎えた。昨日に引き続き、今日も一日中暑さを感じるような日であった。 室内で過ごしているとまさに夏真っ盛りのような暑さを感じていたが、午後に歯科医に行くために外に出てみると、意外と暑さを感じることはなかった。...
2880. 手荒れの改善に向けて
新たな週が、そして新たな一日が始まった。今日は五時過ぎに起床し、五時半を少し過ぎた頃から一日の活動を開始させた。 普段と同じように快眠を取ることができ、早朝から調子が良い。何をするにもその日一日を充実した形で過ごすためには心身の状態が整っている必要がある。...
2775. 新緑のリズム
目の前に広がる大空に思わず手のひらを広げたくなるような日曜日。目の前には紺碧の青空が広がっており、全てのものを優しく包んでいる。 この青空をいつまでも眺めていたいという気持ちが起こる。吸い込まれるような壮麗さを持つ青空を眺めていると、自我が溶解し、この世界の中に溶け出してし...
2774. 友人のピアノコンサートに参加して
昨夜は上の階に住むピアニストの友人の修士課程修了コンサートに参加した。午後の七時前に自宅を出発した時、その明るさは夕方のそれよりも明るく感じられた。 日中は気温が上がっていたが、自宅を出発する頃は散歩をするにはちょうど良い気温であった。ゆっくりと30分ほど歩くと会場の音楽院...
2763. コーヒーと手荒れ
澄み渡る水が流れているかのような一日が始まってしばらく経つ。空は大海のように青く、巨大な水の器のように見えてくる。 微風がフローニンゲンの街を駆け抜けている。ただしそれは急ぎ足ではなく、ゆっくりとした足取りで通り過ぎていく。...
2756. フローニンゲンでの生活リズムの再構築
ロンドン旅行を終えてフローニンゲンに戻ってきた初日。今日はフローニンゲンでの生活リズムをゆっくり取り戻すための日にしたい。 日記を書き留めたり、作曲をしたりすることを最優先にし、少しばかり読書をする。また、一週間分のカレーを作ることも今日の午後に行おうと思う。そのようにして...
2731. 【ロンドン滞在記】小さなフローニンゲン空港から
フローニンゲン空港に先ほど到着し、セキュリティーを通り抜けた。午前八時半にフローニンゲン空港に到着した時、あまりの人の少なさに驚いた。 今は午前九時を過ぎたところだが、空港には係員などを全て含めたとしても、人は30人ほどしかいないように思う。旅行客、カフェの店員、チェックカ...
2698. 「芸術と人間発達」の続き
印象派の絵画のような朝日を見た。今日は五時半過ぎに起床し、目覚めてすぐに寝室の窓から見えたのは印象派の絵画を彷彿とさせるような明々と輝く朝の太陽だった。 幾筋にも伸びた朝日の光を拝みながら私は寝室を後にした。今日は六時過ぎから一日の活動を開始させた。...
2687. 迫るワールドカップの開幕
午後に大学の図書館に足を運び、街の中心部に向かっている最中に、ふと一軒の古書店を見つけた。この二年間お世話になっているテオさんの店以外にも古書店が近くにあるとは知らなかった。 オランダでは月曜日に閉まっている店が多く、この古書店も今日は閉まっていた。ちょうど今週の金曜日にこ...
2686. 月曜日の午後に
今日の早朝は本当に外が寒そうに見えた。暦の上ではもう夏だというのに。 早朝の様子が寒そうに思えたため、今日は午後から長袖を着て外出した。大学の図書館に立ち寄り、協働プロジェクトに関する書類を印刷した。 大学キャンパスに向かう頃には随分と太陽が照っており、確かに風はひんやりと...