257. 効率化という穏波と荒波
昨日、海外転居に伴う住居変更や確定申告等の手続きを全て終え、あとは明後日に迫った国際心理学会議の発表準備と荷造りをするだけとなった。書きながら一つ思い出したのは、銀行で行う手続きが一つ残っていたことだ。 銀行の窓口がまさか午後3時に閉まるとは思ってもおらず、昨日行おうと思っ...
256. 書物
——偉大な書物は我々を超えたところへ、我々を呼ぶ。我々を超えたところへ、我々を連れていく——ケン・ウィルバー フローニンゲンの街での生活拠点が最終的に決定し、引越しの準備を着々とすすめている。引越しの準備とは言っても、私の場合は蔵書の選別だけをすればほぼ準備が完了したことに...
253. 荷造り
二転三転あり、フローニンゲンでの生活拠点を街の中心部ではなく、より閑静な住宅地の方に変更した。フローニンゲンの街のシンボルであるマルティニ塔を眺めることのできるアパートの周りは、街の中心部ということもあり若干ガヤガヤしている。...
245. 創発特性
昨日、地表で温められた大気が上昇気流となり、積乱雲が発生していた。どうやら地表と上空にはかなりの温度差があったようだ。発生した積乱雲の影響からか、本日の東京は少しばかり雨が降り注いでいる。 地表と上空の温度差によって生み出される積乱雲を眺めながら、形而下の世界と形而上の世界...
228. 訪問者
あれよあれよという間に渡欧の日までいよいよ一ヶ月を切った。昨日ようやく航空券を確保し、成田からフランクフルトを経由してアムステルダムへ飛び、そこからフローニンゲンへ向かうことになった。 住居に関してもようやく目処がつき、安堵感を覚えている。しかし、航空券の確保にせよ、住居の...