436. 有意味と無意味を超えて
昨夜の力強い夢に影響を受けながら、今朝はみなぎる気力に充満する形で起床した。寝室に時間を確認できるものを一切置かなくなってから、起床がとてもスムーズなものになった。起床した時に、時間を確認できるものがそばに置かれていると、起床時間があまりに早いと再び眠りについてしまうことが...
431. 大空を羽ばたく二羽の鳥
自分の中の全ての事柄が、落ち着いた流れの中で進行しているのを感じる。八月の中旬に欧州小旅行に出かけたことがふと思い出され、あの時の私はそこでの体験を消化するのに相当な時間がかかると思っていた。 あの時の私は、旅で得られた重厚的な感覚質に飲み込まれそうになっていたことは間違い...
430. 物質的かつプロセス的な知識
秋の安定期に入ったかのようなフローニンゲンの日曜日の朝。窓の外で未だ青さを保つ木々が緩やかな風に揺れている。今日の空は朝から薄い雲に覆われている。あいにく今日は午後から雨が少し降るらしい。 今日は、まさに書斎にこもって仕事を進めるにふさわしい日になるだろう。今朝は連続した二...
429.変わらぬ休日
秋も深まるフローニンゲンの土曜日。今朝は朝一番に、最終試験がそろそろ近づいてきているオランダ語コースの復習を少しばかり行った。また、ライティングの課題として出された「自国の食べ物の紹介」についてオランダ語で説明文を書き上げる必要がある。...
424. 創造性の街フローニンゲン
起床直後、両腕に激しい筋肉痛があることに気づいた。それもそのはずで、昨日は大量の書籍と論文が梱包されたダンボールを持ち運びしていたからである。このように普段行わないような力仕事をしてみると、自分の身体のどこが鍛えられておりどこが鍛えられていないのかが一目瞭然である。...
422. 飛行機雲、書籍、そして三日月
エメラルドブルーの夕刻の空に流れ星のような飛行機雲が流れていく。私は肩の力を抜いて、窓からぼんやりと夕日に照らされた飛行機雲を眺めていた。晴れ渡ったフローニンゲンの夕暮れの空に、その飛行機雲は流れ星のような輝きを放ちながら流れていた。...
421. フリジア人
オランダ語のクラス終了後、クネン教授と取り交わしたスーパーバイザー契約書を心理学科の秘書に提出しようと思い、足早に教室を後にしようとした。すると、イタリア人のファブリツィオと中国人のシェンがオランダ国内の電車のチケットについて話し始めたのに気づいた。...
420. 今後のオランダ語の学習について
早朝、オランダ語のクラスへ向かう途中、いつもとは違う道を通っていこうと思い立った。工事が佳境を迎えたクラネヴェ通りではなく、何気なく一つの横の道を通って行くことにした。振り返ってみても、自分がどうしてそのような意思決定をしたのかわからない。...
417. 虹と仕事
早朝起床すると、窓から見える景色は辺り一面闇に包まれていた。完全に太陽よりも先に活動を始めている自分がここにいる。季節は秋真っ只中である。今朝のフローニンゲンは、寒さに加えて、空一帯が分厚い雲に覆われていた。 そして、黒々とした雲から小雨が降り注いでいる。今朝もほぼいつも通...
409. 何気ない日常から
今日からしばらくフローニンゲンの街は天気が悪くなるそうだ。今朝は、起床直後からまずはオランダ語の試験に向けて学習を行った。オランダ語の試験は初めてであるため、何かと未知なことが多いが、これまでの学習内容を振り返る上でもこうした試験があるのは有り難いことである。...