928. つぼみから花へ:早朝の静かな誓い
オーストリアからフローニンゲンに戻ってきてから一夜が明けた。昨夜就寝前に、自分の寝室で眠ることの安心感を改めて感じた。 ウィーンにせよザルツブルグにせよ、ホテルがあった場所は街の中であったため、周りの環境が完全なる静寂に包まれていたかというとそうではない。一方、就寝前に自宅...
927.【ザルツブルグ訪問記】開かれた眼を通じて生きること
ウィーン国際空港からアムステルダム国際空港に無事に戻って来た。アムステルダムに到着してすぐに気づいたが、ウィーンに比べて幾分か気温が低い。 季節は四月を迎えているが、オランダでは春の暖かさとともに、朝夕はとても冷え込む日が続いているようだ。アムステルダムに到着した瞬間に、絵...
898. 不思議な夢と死について
昨夜は夜中に一度目を覚ますことがあったが、総じて睡眠の質は高かったように思う。昨夜の夢の中でも空を飛ぶというシンボルが現れた。 今回は、遥か彼方の上空を飛行するのではなく、電信柱の電線の少し上を飛ぶぐらいの高さであった。様々な記憶の断片が作り出した夢の中の街の上を飛んでいる...
895.焦点を絞った探究活動
昨日は、論文アドバイザーのサスキア・クネン先生とのミーティングがあった。「創造性と組織のイノベーション」の最終回のクラスが終わった後、少しばかり大学図書館で時間を潰し、クネン先生の研究室へ向かった。 いつもは、先生とのミーティングを月曜日の午前中に行うのだが、先日の日記で書...
892. オーストリアの訪問へ向けて
今日は早朝に、一昨年から企業人の発達測定に関して協働をさせていただいている会社の方々とミーティングをさせていただいた。サービスとして広く世の中で活用してもらえるようになるためには、乗り越えなければならない点が幾つかあるのは事実だが、こちらの仕事も形となるように着実に進めてい...
889.「経路依存性」と己の道について
今日の午前中は最初に、 “Principle of system science (2015)”に取り掛かった。実のところ、今朝はこの書籍を読むのではなく、まずは論文の執筆を進めようと思っていた。 だが、思いの外、早朝に時間があるような気がしたので、その書籍の一章分を読んで...
883. 生の実感に関する「前超の虚偽」
今日の午前中は、計画していた通りに、システム科学とネットワーク科学の専門書を読み進めることができた。システム科学の専門書の方は、800ページに及ぶ大著だが、本日現在、およそ半分ほど読み進めることができた。 また、ネットワーク科学の専門書の方も、全11章のうち、9章まで読み進...
879. 友人のピアノコンサートに参加して
今日は、午前中の仕事を計画通りに終え、午後からは上の階に住むピアニストの友人のコンサートに足を運んだ。実はこれまで、ピアノのコンサートに行ったことはなく、今回が初めてであった。 昼食をいつも通りの時間に済ませ、普段よりも早い時間帯にいつもと同じ時間だけ仮眠を取ってから、自宅...
875. 季節の以降に伴って
早朝より、文句のつけようのない快晴が広がっている。日の出も早くなり、私が起床する時間には、すでに空が明るくなっているような状況になった。 冬の時期の日の出は、朝の九時ぐらいであったから、今の状況が幾分信じられないぐらいである。これまでの季節から新しい季節への移行に伴い、私の...
873. 春の予感がする頃に
フローニンゲンの街も非常に春らしくなってきた。近所の公園や街路に植えられた植物たちが、春の訪れを告げている。 今週から来週にかけて、気温も上昇する一方である。ようやく長く暗い冬を抜け、光に満ちた春に入る。まさに明後日からサマータイムに入るため、日本と仕事をする際の時差に注意...