3337. 形を生み出す実践活動
たった今夕食を摂り終え、これから就寝までの取り組みに従事する。具体的には、ハイドンの変奏曲に範を求めて作曲を行う。 一日の最初と最後に作曲実践を行うことは、自分にとって最良のリズムを生み出しているかのようだ。一日の最初に作曲をすることによって、その日一日のリズムを生み出すこ...
2506. この世界に存在する無数の観察対象
今朝は六時過ぎに目覚め、六時半から一日の活動を開始させた。起床した時間と一日の活動を開始した時間は共に昨日とほぼ同じ時間帯である。 興味深いことに、今日も早朝の空に満月が見える。ぽっかりと浮かぶ白い月を眺めていて興味深いと思ったのは、満月が見える位置が昨日と異なることだ。...
1012. 成人発達とキャリアディベロップメント、そして夢のシンボル
昨夜は、就寝前の一時間を休息に当てることなく仕事を続けていた。「成人発達とキャリアディベロップメント」のコースで課せられている共同研究に関する下調べを、データベースを活用しながらあれこれと行っていた。 他の三人のメンバーと先週に一度ミーティングを行い、論文のテーマの候補を三...
983. 集合的な観点から個人の発達を捉えること
今日は午前中に、「成人発達とキャリアディベロップメント」という産業組織心理学のクラスに参加した。このコースのタイトル通り、クラスで取り上げられる内容は、私が専門としている発達心理学とも大きなつながりがあり、仕事を通じた人間発達という現象をまた違った観点から考えを深めることに...
936. 肯定・承認・共感
ウィーンとザルツブルグを訪れることによって、自分の生き方が揺るがないものになったことは予期せぬ出来事であった。欧州に渡る前、そして渡欧後のしばらくは、自分の生き方を絶えず批判するような自己を隣に置き、批判の極致まで自分の生き方を検証するようなことを強いられていた。...
913.【ウィーン訪問記】シューベルト記念館とフロイト博物館での体験
ウィーンの街を歩きに歩いた昨日から一夜が明け、ウィーンでの三日目の朝となった。昨日は、ベートーヴェン記念館(ハイリゲンシュタットの遺書の家)を訪れた後、シューベルト記念館を訪れた。 来た道を戻りながら、ベートーヴェンが歩いていたであろうこの道を、今の自分が歩いていることが不...
851. シューベルト記念館とフロイト博物館への期待
午前中の仕事がひと段落したところで、ウィーンの旅行計画を練っていた。幾人かの偉大な作曲家の記念館がこの街にはあり、中でも今日は、シューベルトについて少し調べていた。 シューベルトは、31歳という若さでこの世を去ったのだが、非常に多産な作曲家だったことで知られている。シューベ...
848. ウィーン旅行計画
昨夜、ようやくオーストリアへの旅行計画の目処が立った。厳密には、非線形ダイナミクスに関する国際学会に参加することが目的であるから、純粋な旅行ではないのだが、空き時間があることも確かなので、観光も行いたい。 4/3(月)の朝にアムステルダムからウィーンに向かう。両地点の距離は...
533. エッシャーの『発展』という作品より
デン・ハーグのエッシャー美術館で鑑賞した幾つかの作品の印象が色濃く脳裏に焼き付いている。一つは、『発展(development)』という作品である。発達科学を探究している者として、この作品のタイトルを『発達』と呼びたいところだが、最初に翻訳した方が『発展』と命名しているので...
439. カート・レヴィンの理論より
発達心理学者のハインツ・ワーナーが指摘しているように、学習や発達の本質には「差異化」という現象がある。これは生物の進化のように、現在の特性がどんどん分化されていく形で私たちの学習や発達が進むことを示している。 先日、組織に関する研究で多大な功績を残した心理学者のカート・レヴ...