3728. バルトークの作曲語法からの学び
時刻は午後の八時を迎えようとしている。今日は極めて寒く、今の気温はマイナス4度である。そうした寒さの中、今日も普段と変わらずに、自分の日々の取り組みに従事していた。 先日イギリスの書店から届けられた、“Bela Bartok: An Analysis of His...
2653.「型」について
時刻は夜の九時を回った。ざわめくような風が吹き、街路樹の葉を小刻みに揺らしている。 なぜだかわからないが、とにかく何かを書いておきたい。何を書こうとしているのか分からないが、とにかく書く。 馬車馬のように書く中で自己を落ち着かせる。地球が回るのと同速度で走れば止まっているよ...
2579. 分からないことが分かるということの意味が分かること
今日は曇りがちの空の下、昼食前にランニングに出かけた。近所のノーダープラントソン公園に足を運び、公園内では走る足を少しばかり止め、ゆっくりと公園内を歩いた。 自然の静けさの中に身を置き、心身をくつろがせる。その瞬間の自己に深く落ち着いていく。...
2531. 曲が持つ自己組織化力
名前の知らない木の葉が夕方の風に揺られている。葉の揺れに伴って、夕日に照らされた木の輝きが瞬間瞬間変化している。 時刻は夕方の七時半を回った。相変わらず外は明るい。一日一日と夏に向かっていくに従って、日は延びるばかりである。...
2510. 論文の大きな進展
成層圏が見えるかのような青空が広がっている。時刻は夕方の七時半を迎えた。 この時間帯のフローニンゲンはまだまだ明るく、夕方の四時ぐらいの様相を呈している。気づかない間にこの時間帯になった。 今日は本当に論文の執筆がはかどった。論文の“Discussion”セクションに着手し...
2001. 福永武彦氏の小説作品
早朝の空と同じような色を持つ空が今この瞬間に広がっている。それはどこか寂しげな空であり、灰色の衣を身にまとっている。 今日は太陽が顔を覗かせることはなく、ただこの灰色の空が世界を独り占めにしているだけだった。今日は一回も外に出ていないから外の寒さはわからないが、どうもそれほ...
1826. 虹色に輝く曲の夢
昨夜は少し調べ物をしており、就寝時間が遅くなった。そのため、今朝は六時半過ぎに起床し、七時から本日の仕事を開始した。 調べ物の都合上、昨夜は音楽理論を学習するだけとなり、作曲実践をする時間がなかった。そうしたこともあってか、音楽に関する夢を昨夜見た。...
1364. 発達に必要な「良質な葛藤」と知性発達科学の先端研究
今日は午前中に出版記念ゼミナールの第二回目のクラスがあった。回線の問題以上に、Adobe ConnectとPreziの相性が悪いのか、それともAdobe Connectで画面共有をすると負荷がかかりすぎるのか、それらの問題でこちらの音声が途切れ途切れになってしまったようだ。...
1006. 音楽を暗示する奇妙な夢と作曲について
昨夜も奇妙な夢を見た。この夢も先日の夢に引き続き、音楽に関するテーマが潜んでいるような夢だった。 夢の中で私は、小学校か中学校の体育館の中にいた。いたって普通の体育館である。 この体育館には四隅のそれぞれにドアがあり、それらのドアは閉まっていた。しかし、内側から鍵をかけてい...
679. 知人の書籍とカッパ係数の算出
昨日は、とても御世話になっている知人の方が近日出版した書籍に目を通していた。実は午前中は、フラクタルの特徴と分析手法について記述された論文を読み、自分の研究データを再分析することを行う予定であった。 しかし、その予定以上に、その方の書籍を読むことの方が重要だという思いがあり...