1339. 人工知能の探究と論文創作について
夕食後、就寝前に向けて、本日最後の仕事に取り掛かる。その前に、私は昨日自分の身体を包んだ、月の引力に導かれた満ち潮が依然として引いていかないような感覚について少しばかり思い出していた。 昨日の夕方からそのような感覚がずっと自分の内側に残っていた。それは言葉の形として外側に出...
865. 発達科学の転換期の最中で
昨日、 “Principles of systems of science (2015)”を読み進める中で、成長(growth)と発達(development)の違いに関する記述が目に止まった。 そういえば、三年前に発達理論のセミナーを行った時、参加者の方から、日本語におけ...
750. ダイナミックシステムアプローチが持つ一般化の問題
今日は、早朝の五時半に起床し、最初に取り掛かったのは、エスター・セレンやリンダ・スミスと並んで、ダイナミックシステムアプローチ(DSA)を発達科学に適用することに多大な功績を残したポール・ヴァン・ギアート教授の論文である。...
643. 緩やかに進行する仕事
早朝の五時前後に起床すると、午前中の間にかなり多くの仕事をこなすことができる。午前中はまず最初に、アムステルダム大学教授ピーター・モレナーの論文 “A manifesto on psychology as idiographic science: Bringing the...
555. エルゴード性と発達支援について
私たちの知性や能力が発達していくプロセスは非常に多様であり、私たちには各人固有の知性や能力の種類が備わっている、という考え方は、それほど疑問の余地はないように思う。しかし、これまでの知性発達科学の世界では、常識的と呼べるようなこのような発想を踏まえた研究を行うことが難しかっ...