1404. 明日からの北欧旅行と作曲家の高度な知性に関する論文
一筋の飛行機雲しかなかった空に大量のうろこ雲が発生し、そこから一変して雲が全くない青空に戻った。時間にして数十分ほどの間に、その一連の出来事が起こった。 この激しい天気の変化は、どことなく明日からの北欧旅行が私にもたらす変化を暗示させる。何もないところに怒涛のような変化の流...
1295. 真に強靭な思考の第一段階:「ヴィジョンロジック段階」の思考特性
ウィルバーのSESの注記を読み、先ほど第一部も読み返した。ここでまた少しばかり何か文章を書き留めておこうとする衝動が起こった。 今日はとても風が強く、いつもは優雅に空を飛ぶ鳥たちも、今日ばかりは自由自在に空を飛ぶことが難しいだろうと思っていた。しかし、書斎の窓越しに空を改め...
1271. エーリッヒ・フロムの仕事から
今日はこれから、エーリッヒ・フロムの “Escape From Freedom (1941)”とジャン・シノットの “The Development of Logic in Adulthood: Postformal Thought and Its Applications...
1264. 社会的な情報遺伝子「ミーム」について
今日も一日中、文章を読み、そして書くことを行っていた。読むことと書くことを通じて、時間の中をくぐっているような感覚が絶えずあった。 夕方、涼しい風が、窓から書斎の中に流れ込んできた。その風を全身に浴びながら夕食を摂り終えた私は、今日一日を少しばかり振り返っていた。...
1255. 四つの内省段階:真の内省実践に向けて
第二弾の書籍『成人発達理論による能力の成長』について、改めて振り返っていた。昨日は、本書の出版を記念したゼミナールに向けて、説明資料を作成しており、その過程で本書の全体を再び自分で読み返すことをしていた。 中でも、第五章の中で取り上げた「リフレクション」について、また異なる...
1245. 部分と全体の入れ子構造としての「レベル」
早朝の天気とは打って変わり、午後から快晴が広がり始めた。昼食を摂り終えた私は、論文を一本読み、いつもと同じように20分の仮眠を取った。 昨日と同様に、それは深い休息をもたらすような仮眠であった。そのわずかな時間において、私は夢を見ない深い眠りの世界に沈んでいき、そこで限りな...
1221. 日本で根強いピアジェの発達段階理論に関する誤解
先日、知人の方から、日本の教育学者の方たちが、ピアジェの発達段階理論を極端に否定する傾向にあることを聞いた。実際にいくつかの議論を教えていただいたところ、その議論の進め方は、非常に乱暴であったことにひどく驚いた。 ピアジェが発達段階理論を提唱して以降、ピアジェの理論に対...
1207. サンタクロースを信じる多くの大人たち
マライン・ヴァン・ダイク教授との面会を終えた私は、足早にキャンパスを後にした。というのも、ヴァン・ダイク教授が面会の最後に教えてくれたように、これから天気が一気に崩れ、雷雨に見舞われるとのことだったからだ。 キャンパスから自宅に近づくにつれ、天候がどんどん怪しくなっていった...
1206. ヴァン・ダイク教授との面会より
今日は少しばかり蒸し暑い一日だった。基本的にフローニンゲンは、夏でも涼しく、湿度も高くない。 しかし、今日は湿度と共に気温も高い一日だった。実際に、最高気温は30度まで到達していた。 室内で仕事をしている時には暑さが全く気にならなかったのだが、午後から大学の学生支援課に行く...
1203. 夏季休暇の三日目より
夏期休暇に入り、二日目が経った。確かに、大学関連でこなすべきことがほとんどなくなったという点においては、夏季休暇の様相を呈している。 しかし、この二日間において、自分のなすべきことに対する姿勢については何の変化もない。一昨日は、南オランダのライデンという街に観光に出かけたが...