3331. 転調による無意識の内容物の客体化と治癒・変容
結局今日は一日中太陽の光を見ることなく一日が過ぎていった。時刻は午後の五時を回り、空が暗くなり始めている。 白いカモメの大群が空を旋回している姿が見える。寒空がダンスをしているかのような姿を窓から眺めながら、今日は随分と読書を行っていたように思う。 “The...
994. 再びカントへ
昨日の夕方、カントの “On Education (1899)”を読んだ。この書籍は分量は極めて少ないが、最初から最後までを通して読み直したのではなく、自分が関心を持っているテーマだけを取り上げて読み返した。 カントが最終的に向かった先は、内なる自由の尊重とそれを育むための...
446. ベルグソンと時間の凝縮
今日からアンリ・ベルグソンの全集に取り掛かり始めた。全集をすでに所持していたにもかかわらず、昨年神保町の古書店で “Time and free will (1910)”と “Mind-energy (1920)”を購入した。...