3172. アセスメントを取り巻く思想上の問題
午前中の読書は随分はかどり、午後から再びヨルゲン・ハーバーマスの“Moral Consciousness and Communicative Action (1990)”を読み進めた。つい先ほど、この書籍の初読を終えた。...
3171. 文明の危機について
——人間の文明は、私たちの命と同じぐらいに儚く脆いものである——ポール・ヴァレリー 午前中には、ハーバーマスの書籍を読む前に、“The Collapse of Complex Societies (1988)”を読んでいた。本書が考古学に分類されるものであるということは、本...
3170. コールバーグの道徳性発達理論に対するハーバーマスの議論より
今朝は早朝に雨が降り、昼食時にも少しばかり小雨が降った。しかし今は一転して、青空が広がっている。 一昨日と同様に、近所のスーパーに本日出かけた時に、帰り際に小雨に遭った。私が自宅に到着してすぐに雨が止んだため、雨に見舞われたのもそれはそれで奇跡的なことだったと言えるかもしれ...
3169. 暗闇の冷たい朝より
今朝は六時前に起床し、六時を過ぎたあたりから一日の活動を開始させた。このところ良質な睡眠を取れているような気がする。それが目覚めの良さに現れており、一日を通じた活動に良い影響を与えている。 このところは、起床時には辺りが闇の状態となった。日が昇るのはこれからますます遅くなっ...
3166. ヨルゲン・ハーバーマスの批判理論から
今朝は起床後にとても肌寒く感じられ、まだ何とか暖房をつけずに生活しているが、ボストンから戻ってくる次の週には暖房をつけ始める必要があるかもしれない。 つい先ほど昼食を摂り終え、今は小雨が降っている。とても冷たそうな雨だ。...
3165. 技術と思想の乖離:思想的裁判官の必要性
昨日は、ミシェル・フーコーの“Madness & Civilization: A History of Insanity in the Age of Reason (1965)”と、ヘレナ・ブラヴァツキーの“The Secret Doctrine: The...
3159. 暫定的な絶対的真実及び異様な熱気を持つ書物
モネのような色彩を帯びた朝焼けがもうほとんど見えなくなった。今はまた、日常の景色に戻った。 自然が生み出す景色というのは、生き物なのだとつくづく思う。先ほどはあのように美しい朝焼けを見ることができて幸運だったのだろう。 おそらく自分にあるのは、こうした幸運だけなのだと思う。...
3157. 実践的な哲学
再び小雨がパラパラと降り始めた。黒い雨雲が、闇夜の到来に合わせてさらに黒さを増している。 ここ最近は、自己がはち切れんばかりに哲学書を読みたいという思いに包まれている。絶望的なまでに哲学書を読みたいというのは、希望に向かう道を歩いているということだろうか。...
2484. 静謐な感覚を通じて
静謐な感覚が自分の中に流れている。空は曇っているのに、どこかそうした曇り空でさえも歓迎するかのように小鳥たちが高らかな歌声を奏でている。 先ほど、知人の方と二時間ほど対話をする機会に恵まれた。二時間の対話を終えた時、その余韻を味わっていたいという感覚に包まれていた。...
159. 成人以降の知性発達理論をより深く理解するために:インテグラル理論と方法論的多元主義について
記事「158. 発達理論の歴史と最新の発達測定手法LASについて」の続き これまでの記事を通じて、何度か「インテグラル理論」について言及をしてきました。知性発達理論を語る上でインテグラル理論の枠組みを避けて通ることはできないのですが、未だ当該理論は日本における成人以降の知性...