1013. 階層的かつネットワーク的な生命としての知識体系
いつも何かのきっかけで突如として新たな考えを思いつくことがある。先ほども早朝の仕事を済ませ、ソファに腰掛けながら朝食のリンゴをかじった瞬間に、知識体系について新たな発想が生まれた。 これまでは、知識の体系は土台から頂点に向かってピラミッド状に構築されていくというイメージを持...
866. アイデンティティの発達と創発について
昨日は、夕方から「複雑性とタレントディベロップメント」というコースの最後のクラスに参加した。前回のクラスに引き続き、今日もゲストスピーカーが講義を担当した。 今日の講義を担当したのは、私の論文アドバイザーであるサスキア・クネン教授だった。クネン先生は本来、アイデンティティの...
849. システム的かつネットワーク的な発達
昨日もついつい自分を抑えることができず、少しばかり探究活動に精を出し過ぎていたようだ。今朝の起床時間は、七時であり、いつもより随分と遅い起床時間となった。 朝から雨がしきりに降り注いでいる。そのような状態で開始されたのが、今日という日曜日であった。 ...
682. 組織のリーダー
そういえば数日前に、リーダーの存在について考えさせられるような出来事があった。記憶が残っているうちに、その話題について雑感を書き留めておきたい。 その日は、午後の仕事にある程度取り組んだ後、書斎の窓から景色を眺めた時、窓ガラスにぶつかりそうなほど近くに飛ぶ鳥たちの姿を確認し...
425. 言葉の召喚作用と知識の体系化
ここ最近の私は、言葉が持つ召喚作用、すなわち何かを喚起するような力に沿って自己や対象を描写するようになっているように思う。内側や外側の現象を何か捉えたと思ったら、それを言葉にしてみる。すると興味深いことに、言葉の喚起作用によって当初予定していなかったものまで立ち現われ、それ...