2515. 素晴らしき一日
今日はなんと素晴らしい一日なのだろうか。今日という一日が持つ光とその輝きに思わず目がくらむ。 今日の日の素晴らしさと美しさをこの瞬間に誰かに共有することができなくても、それを文章として書き留めておくことによっていつか誰かと共有したいという思い。そんな思いを駆り立てるような一...
2410. 現代社会の治癒と変容に向けて
五時半に起床し、六時から一日の活動を始めたからであろうか、午前九時を迎える頃には今日の試験に向けた学習の最後の詰めをほとんど終わらせることができた。これからもう少し学習を進め、一旦そこで午前の学習を終える。 昼食を摂り、試験が始まる直前にまた最後の確認をすればもう十分だろう...
2399. 躍動する一つの織物
内側からエネルギーが迸る感じがしている。時刻は昼時となり、先ほど昼食を摂り終えた。 昼食を摂っている最中にも、自分の内側から何か途轍もない巨大なエネルギーが湧きあがってきていることに気づいた。厳密にはそれはもはや大きさや量などを持たない。それは無尽蔵の生命エネルギーのように...
2263. 幸福な昼食時
今日は晴れ時々曇りの予報であったが、なんとも素晴らしい天気だった。午前中に「デジタルラーニングと学習環境」のコースの第五回目のクラスに参加し、クラスが終了すると、その足で行きつけのインドネシアレストランに向かった。 今日は少しばかり外食をしたい気分であった。特に誰かとランチ...
1997. 存在関数と生命の発露
今日も一日の瞬刻瞬刻の中で、考えなくてもいいような思念に取り憑かれるかのように様々な事柄について考えていた。そうした事柄を考えている自分についてや、なぜそうした事柄に思考の矢が向かうのかも含め、とにかく取り留めもない思念の海を泳がされていた。...
1813. 南カリフォルニア時代の回想
今日は晴れの予報だったのだが、小雨が降り注いでいる。八時半を迎えようというのに、辺りはまだ薄暗い。 もう完全に冬に入ったのだと思った方がいいかもしれない。日々の生活を送る環境がどのような性質を持つものであるかは、私たちの精神を形成することに大きな影響を与えるだろう。...
1747. 私が今に、今が私になる時へ
遠くの空に薄い雲がかかっており、その中に夕日が入り込んでいった。薄い雲を貫くかのように、夕日がこの世界を照らし続けている。 その一群の雲の横には一切の雲がなく、薄い青空が広がっている。一つの飛行機が、飛行機雲を生み出しながら遥か上空を進んでいくのが見える。...
1746. ほのかな秋の一日の断片
天気予報に反して、今日は晴天に恵まれている。早朝に雨が少々降ることがあったが、昼食前にはすっかりと晴れ間が広がり、秋に固有のほのかな太陽光がフローニンゲンの街に降り注いでいた。 午前中の仕事を終え、昼食前に大学のキャンパスに立ち寄った。木曜日に迫った「評価研究の理論と手法」...
1661. 未来という現在に飛ぶ意識
今日は朝の九時から、大学のカフェテリアでグループミーティングを行った。「学習理論と教授法」のクラスで課せられている共同論文執筆の課題も大詰めを迎え、最後のミーティングをメンバーと行った。 ちょうど一昨日、論文のドラフトを基にしたプレゼンをクラスで行い、ドラフトに対して担当教...
1658. 確信
欧州での二年目の生活が始まり、すでに二ヶ月が経とうとしている。昨年の一年間、自分は見えないところで多くのことを内側に積み重ねていたようだ。 それらが今一つ一つ、実感を伴う形で外側に見え始めていることは喜ばしい。論文を絶えず書き、日記を絶えず書き、曲を絶えず書くという、三つの...