1338. 自己の主題を求めて
怒涛の流れ。昨日と今日は、自分の内側におびただしい量の洪水が途轍もない勢いで流れ込んでくるかのようであった。 それをもたらした要因の一つは、ゼミナールを通じて多くの方と触れ合ったことにあるかもしれない。夕方、窓の外から景色を眺めると、白い雲と薄黒い雲が混じり合うような空模様...
260. 不思議な夢とデカルト
今朝、不思議な夢を見た。『魔の山』の作者として有名なトーマス・マンの時間論の観点から人間の発達を捉え直す必要がある、ということをつぶやいている自分が夢の中に出てきた。そもそも、このドイツ人の小説家が時間論を展開していたかどうか定かではなく、どうやら複数の記憶と自分の現在の関...