1088. ダイナミックシステムアプローチの真髄の会得へ向けて
今日は午前中に、「成人発達とキャリアディベロップメント」のクラスに参加した。今日のクラスで取り上げる論文の発表を私が担当するという連絡を、担当教授から事前に受けていたため、自宅を出発する前に少しばかり自分のレジュメを読み返していた。...
1073. 言語的麻痺
今日は早朝から、「成人発達とキャリアディベロップメント」のクラスに参加した。このコースもちょうど半ばを超え、最終課題と最終試験が少しずつ近づいてきている。 それにしても、このコースはいつも不思議な感覚を私に引き起こす。このコースは、産業組織心理学科に属するものであり、産業組...
1070. 春らしい一日の中の不必要な焦り
今日は少しばかり、目には見えないような精神的焦りを抱えているようだった。先日のサスキア・クネン先生とのミーティングで得られたフィードバックを元に、午前中に修士論文の手直しを行った。 その作業は非常に順調に進み、あとはいよいよ論文全体の細かな体裁を整える段階に入った。今週の水...
1061. ホテルマネジメントスクールへの提言
昨日は、夕食後から「タレントアセスメント」で課せられている論文の執筆に取り掛かった。その前日に計画していたのは、この課題を昼食前から取り組み始め、午後から夕方まで文章を執筆するというものであった。 しかし、蓋を開けてみると、課題に取り組み始めたのは夕食後からだった。午前中も...
1054. 学会と権威との向き合い方
先日、論文アドバイザーのサスキア・クネン先生の研究室でミーティングをしている最中、何かのきっかけで、来年の五月末にアムステルダムで開催される「ジャン・ピアジェ学会」の話になった。 私はこの学会の存在を知らなかったため、とても強い関心を持って先生の話に耳を傾けていた。なにやら...
1051. 専門性の確立と日記について
浴槽にゆっくりと浸かることは不思議なもので、新たな考えをふともたらしてくれることがよくある。その日の夕方の仕事を終え、それまでの仕事の内容が整理され、仕事に関係のある新たな閃きが生まれることもあれば、仕事とは直接的に関係しないながらも、非常に大切な閃きを得ることがある。...
1049. 言語の彫琢と精神の陶冶へ向けて
今日は早朝から、様々な哲学書を横断的に読み進めていた。一冊の書籍を隅から隅まで読み進めるというよりも、その瞬間に立ち止まらざるをえない箇所を精読するというような態度でそれらの書籍と向き合っていた。 カント、フィヒテ、シェリングの順番に彼らの代表的な書籍を歩いて行った。特に、...
1039. 無気味な夢
天気予報によると、今日は晴れ間を覗かせる日曜日になるそうだ。しかし、起床直後に空を眺めると、薄い雲が空を覆っている。 書斎の窓から見える新緑の木々は、昨日のように春のそよ風に揺られることもなく、静止している。しかし、それは静止しているのではなく、実際には絶えず脈動しているの...
1033. 小さいことから総体へ
相変わらず寒い日が続いている。五月も第二週目に入ろうとしているが、朝夕の気温は依然として低い。 昨日は日中も特に寒く感じられ、真冬の時と同じ温度設定ではないが、暖房をつけていた。就寝に関しても、湯たんぽを用いてお腹と足元を温めながら寝る日々が続く。...
990. 内発動機と外発動機
ここ数日間は、非常に旺盛な読書に打ち込むことができている。外見上はこれまでの日々と一切変わりのないものに映るかもしれない。 しかし、自分の内側では、ここ最近の読書は以前のものと幾分違った質を持っていることがわかる。それは多分に、自己の純粋な内発動機だけに従って書籍や論文を選...