771. 理論モデルと数式モデルを構築する面白さ
今日は夕方から、「複雑性とタレントディベロップメント」というコースの第三回目のクラスに参加した。このコースを担当しているのは、マライン・ヴァン・ダイク教授とラルフ・コックス教授であり、毎回のクラスを通じて、二人からは多くのことを学ばせてもらっている。...
770. 研究とコンサルティングへの充実感
今朝、久しぶりに、以前オランダ語を一緒に履修していた中国人の友人であるシェンから連絡があった。シェンは言語学科の修士課程に所属し、欧州の幾つかの言語体系を研究している。 そのシェンから、親切にも夕食のお誘いがあった。以前から、中華料理を一緒に食べようという話をしていたのであ...
769. ダイナミックシステムアプローチと非線形ダイナミクスを活用した実証的コーチング
午前中の仕事を終え、昼食を済ませてひと休憩入れてから、「複雑性とタレントディベロップメント」というコースで、一緒にグループワークを行うことになったインドネシア人のタタとキャンパス内のカフェでミーティングをするために、自宅を後にした。...
767. グループ課題に向けて
燦然と輝く太陽を拝むことのできる崖から、広大な海を見渡すことができ、眼下には薄黒い雲が散逸しているのを目撃した。そのような夢を昨夜見た。 その場所は、どうやら南アフリカにある喜望峰だということが夢の続きからわかった。喜望峰からインドに向けて列車で北上しようとしていた夢の中の...
750. ダイナミックシステムアプローチが持つ一般化の問題
今日は、早朝の五時半に起床し、最初に取り掛かったのは、エスター・セレンやリンダ・スミスと並んで、ダイナミックシステムアプローチ(DSA)を発達科学に適用することに多大な功績を残したポール・ヴァン・ギアート教授の論文である。...
749. 世阿弥からの学び:真の権威と脱神秘化の道
科学的な探究は、私にとって自制的な役割を果たし、自分の内側に独自の体系を構築することに寄与していることにふと気づいた。とかく形而上学的な世界に関心を寄せ、形而上学的な思想を好んで探究する傾向が私の中には確かにある。 それはそれとして問題はないのだが、問題があるとすれば、そう...
748. 還流するエネルギーと「隠れマルコフモデル」
早朝六時に起床し、いつも通り、朝の習慣的な実践から午前中の仕事に流れるように事を進めていた。しかし、九時半を過ぎたあたりに、少しばかり思考が明瞭ではないと思ったので、少々仮眠をとることにした。 大量の文献を読んだり、大量の文章を書いた後に、思考が冴える場合もあれば、逆にその...
742. 発達支援における発想の転換:支援する者とされる者
今朝は五時に起床し、朝の習慣的な実践を終えた後に、すぐさま午前中の仕事を開始した。フローニンゲン大学のヘンデリアン・スティーンビーク教授、ポール・ヴァン・ギアート教授、マライン・ヴァン・ダイク教授が共同で執筆した論文をまず最初に読んでいた。...
726. 日々の取り組みへの確信
今学期は前の学期と異なり、夕方からのコースが一つある。今日参加したのは、「複雑性科学とタレントディベロップメント」というコースであった。 このコースは元来、過去数年間オランダ語でのみ提供されていたものであるが、今年から英語での履修を希望する学生が4名以上いた場合には、英語で...
716. 連弾による懐古と教示
人生というのは、やはり偶然性と必然性の数珠から構成されているのだとつくづく思う。 偶然性や必然性に関する問題は、今の私には手に負えるものではなく、偶然だと思っていたものが、それを超えた視点から眺めてみると必然であったり、必然だと思っていたものが、それを超えた視点から眺めてみ...