

899. 静かな土曜日の小さな計画
今日は一日中、幾つかの論文と専門書を読み進めたいと思う。修士論文の執筆に関する目処が立ち、論文アドバイザーのサスキア・クネン教授からも、提出期限までゆとりがあるため、焦る必要はないという助言を先日のミーティングで得ていた。...


897. 活字情報を絵画情報として捉えること
昼食前のランニングが功を奏し、午後からの仕事がとても順調に進んだ。修士論文に関する修正・加筆は、予定よりも早く仕上げることができた。 そのため、午後からは少しばかり、休憩も兼ねて、「再帰定量化解析(RQA)」という非線形ダイナミクスの一つの手法について解説した動画をインター...


895.焦点を絞った探究活動
昨日は、論文アドバイザーのサスキア・クネン先生とのミーティングがあった。「創造性と組織のイノベーション」の最終回のクラスが終わった後、少しばかり大学図書館で時間を潰し、クネン先生の研究室へ向かった。 いつもは、先生とのミーティングを月曜日の午前中に行うのだが、先日の日記で書...


882. 今日の仕事と富士山
今日は午前中に、システム科学とネットワーク科学のそれぞれに関する専門書を読み進めたいと思う。両者はともに、これまで読み進めてきたものだ。 前者は、 “Principles of systems science (2015)”であり、後者は、 “Network Science...


871. オランダ最優秀ティーソムリエの友人
今年のオランダ最優秀ティーソムリエの友人のピーター 私が最も仲の良いオランダ人は、私と別のプログラムに所属しているピーターだ。ピーターは、オランダ語で提供されている発達心理学の修士課程に在籍している。 ピーターは、英語で提供される人間発達に関するコースにも積極的に履修してお...


866. アイデンティティの発達と創発について
昨日は、夕方から「複雑性とタレントディベロップメント」というコースの最後のクラスに参加した。前回のクラスに引き続き、今日もゲストスピーカーが講義を担当した。 今日の講義を担当したのは、私の論文アドバイザーであるサスキア・クネン教授だった。クネン先生は本来、アイデンティティの...


858. メンタルモデルとトランジション
昨夜は就寝前に、自分の内側で構築されつつある知識体系を、心の眼を通じて眺めるようなことを無意識的に行っていた。 現在、その足取りがいかに遅くとも、自分の知識空間の中に、発達科学を中心として、システム科学、ネットワーク科学、意識の形而上学に関する知識体系がシステムとして構築さ...


856.「状態空間グリッド(SSG)」について
今日の午前中に行われた、論文アドバイザーのサスキア・クネン教授とのミーティングについて、また少し考えを巡らせていた。ミーティングの最初に、今後の私の進路について話をしたことを書き留めていたように思う。 その後に続く本題では、私が先日送った論文の...


855. 今後の進路について
今日は午前中に、論文アドバイザーのサスキア・クネン先生の研究室に足を運び、ミーティングを行った。普段は何気ない雑談からミーティングを開始するのだが、先日クネン先生に執筆してもらった推薦状のお礼を述べた流れで、私の今後の話から今日のミーティングが開始した。...


850. 発達理論に関して進展のないインテグラルコミュニティー
午前中の最初にネットワーク科学に関する専門書を読んだ後、当初の計画であれば、現在の私の研究で活用している非線形ダイナミクスの手法である「交差再帰定量化解析」に関する一つの論文を読む予定であった。 何のきっかけか、久しぶりに、米国の発達論者ケン・ウィルバーが提唱したインテグラ...