399. 微風と仕事
昨日と打って変わり、今日は朝からとても調子がいい。起床した瞬間に、今日は活動的な充実した一日になることが容易に予想された。このような気持ちで窓越しから景色を眺めてみると、木々を揺らす静かな風でさえ活動的なエネルギーを内に秘めていることがたやすく想像されるから不思議である。...
362. 「タレントディベロップメントと創造性発達プログラム」の同僚たちとの出会い
フローニンゲンの街はすっかりと秋らしくなり、私たちが秋という季節の中にいることを実感させてくれるあの柔らかなクリーム色の太陽光が日中の間降り注いでいる。太陽が沈むと、秋独特の静けさが世界に染み渡っていく。 今、窓の外に見えるのは、秋の夜空に浮かぶ三日月である。遥か彼方に浮か...
360. オートポイエーシスとアロポイエーシス
ルートヴィヒ・フォン・ベルタランフィの主著 “General system theory (1968)”を読み終え、次にジョン・ミンガーの “Systems thinking, critical realism and philosophy...
354. 社会で奨励される諸々の活動とアイデンティティの喪失
一昨日、ふとした偶然によって、この五年ほど折を見て考え続けていた問題がようやく解決した。この問題は多くの人から見ると実にくだらないものだと思われるだろうが、私はやたらとこの問題に時折取り憑かれていたのだ。 文字で書き残すことに躊躇するほどくだらないと見なされるであろう問題で...
353. 研究内容をまとめながら
昨日は、9/7に控えているプログラム長のルートとの面談に備え、研究内容に関するPPT資料を作成していた。研究テーマやその内容をワードやパワーポイントにまとめることを特に要求されたわけではないのだが、PPT資料を見ながら説明した方が分かりやすいだろうと思い、昨日中に説明資料を...
338. 発達における共同学習や共同作業の意義
昨日の夕方と本日の午前中にかけて、ヘンデリアン・スティーンビークとポール・ヴァン・ギアートの共著論文 “The emergence of learning-teaching trajectories in education: A complex dynamic...