817. 状態空間分析と状態空間グリッド
今日は午前中に、研究論文の “Method”のセクションを執筆していた。今回の研究では、「状態空間分析」「トレンド除去変動解析」「交差再帰定量化解析」という三つの手法を適用する予定であり、本日執筆を終えたのは、「状態空間分析」に関する記述である。...
815. 体現的認知とエントロピーの推移
今日は夕方から「複雑性とタレントディベロップメント」のクラスに参加してきた。このクラスは、いつも私に言葉にならないぐらいの学びをもたらしてくれる。 今日のクラスも、これまでと全く同様に、実に学びの多いものであった。このコースを担当するマライン・ヴァン・ダイク教授とラルフ・コ...
807. ブダペストでの探究活動の可能性
今日は夕方から、京都大学から来た日本人留学生の送別会があるため、午前中に集中的に仕事を進めていた。その一つとして、ネットワーク科学の専門書を読んでいた。 これは以前紹介した、ネットワーク科学の代表的な研究者であるアルバート・ラズロー・バラバシが執筆した “Netowork...
804. 幼少の頃から:存在の固有の色と原点
昨日の夜から、ネットワーク科学の探究を少しずつ始めることにした。アルバート・ラズロー・バラバシが執筆した“Netowork sicence (2016)”という書籍は、ネットワーク科学を学ぶ初学者にとって非常に有益だと思う。...
801. 時系列データの予測とネットワーク科学
午前と午後の仕事がひと段落ついたため、夕方からは、これまでなかなか着手できなかった探究領域を少しずつ開拓し始めることができた。一つには、現在探究しているダイナミックシステムアプローチや非線形ダイナミクスの手法とは少し異なり、純粋に時系列データから将来予測を行うための理論や方...
796. 生命時間と幸福さ
今朝は朝一番に、起床直後から気になっていたことを確かめるために、書斎の机に向かうなりすぐに、昨日取り掛かっていた研究データの解析を再開させた。 昨日とは少しばかり異なる手法を用いてデータを眺めてみると、その結果、非常に面白いことがわかった。具体的には、どうやら研究対象とした...
795. 唯一の望み
昨日は、時間を忘れてしまうほど、自分の研究に打ち込んでいた。時間が経つのがあっという間であったと思った時に初めて、時間というものが存在していたのだと知った。 非線形ダイナミクスの専門家であるラルフ・コックス教授との午前中のミーティングの後、プログラム言語のRを用いて、「交差...
794. 再帰定量化解析(RQA)と交差再帰定量化解析(CRQA)
一時間ほど前に今日の午前中に関する振り返りを行った後、別の仕事に少しばかり取り掛かっていた。その仕事の最中、振り返りが足りなかったためか、先ほどのラルフ・コックス教授とのミーティングで得られた事柄に思考が巡っており、仕事が少し上の空であった。...
775. 笑いと音楽
昨日の夜は少し疲労感を抱えていたが、十分な睡眠のおかげで、今朝は再び気力に満ちた状態に戻ったように思う。気分や体調を含め、私たちは変動性に満ち溢れた存在だということを改めて知る。 一昨日に引き続き、昨夜も夢の中で何やら考えさせられることがあった。昨夜の夢の中では、笑いという...
774. 嵐と静けさ
早朝から雨に見舞われ、台風のような風が吹きすさぶ一日だった。今日は「創造性と組織のイノベーション」というクラスに参加するために、社会科学キャンパスへ行く必要があったのだが、豪風の中に雨が混じる天候には苦労をさせられた。 実際のところ、オランダに来て初めてこのような天候に見舞...