

423. 企業組織における個人の創造性とイノベーション
普段であれば、その日の出来事や授業の内容をその日のうちに文章として書き留めているのであるが、昨日は例外であった。日本から届いたダンボールの開封と書籍の陳列に時間を取り、昨日の授業の振り返りをその日中に行うことができなかった。...


407. 所属プログラム内の興味深い研究プロジェクト
先日、論文のスーパーバイザーを務めてくださるサスキア・クネン教授とミーティングをしたのと同様に、私の同僚たちも今週中に各々のスーパーバイザーとミーティングを行うそうだ。フローニンゲン大学は研究大学としての確固たる地位を築いており、ここにいる研究者たちは絶えず実務家と交流を図...


406. 科学的な言語と哲学的な言語
今日は「タレントディベロップメントと創造性の発達」というコースの第三回目のクラスがあった。本日のメイントピックは、スポールの領域に焦点を絞り、才能の発掘と開発に関する科学的なアプローチと研究成果を取り扱った。科学と哲学に関して昨夜はあれこれと考えさせられることがあったため、...


405. 世界で進行する「卓越性開発ゲーム」
今日はオランダ語のクラスの帰り道に、珍しく街の中心部にある市場に立ち寄った。ここでは新鮮な野菜や果物、そして肉類や魚介類をリーズナブルな値段で購入することができる。この市場に並んでいるものを見るだけでも関心をそそられるのだが、今日はこの市場で二種類のチーズを購入した。...

391. 卓越への道を閉ざすマインドセットと道を切り開くマインドセット
「タレントディベロップメントと創造性の発達」というコースの第二回目のクラスが終わり、帰宅している最中にまたしても不思議な感覚に包まれた。一見すると、フローニンゲンの街での私の日々は極めて単調に映るかもしれない。しかし、そうした表面的な視点を一歩深めてみると、毎日の生活が実に...


390. タレントディベロップメントとパフォーマンスを決定づける心理的特性
(The Overpowering Effect Of Social Comparison Information-2014 Heymans Talk-prof.dr. N. van Yperen) 今日は「タレントディベロップメントと創造性の発達」の第二回目のクラスがあっ...


381. 文献の購入先
同じプログラムに在籍するインドネシア人のタタと先日立ち話をしていたところ、彼女はまだ課題図書を購入できていないとのことであった。フローニンゲン大学が提供している電子書籍サービスによって、基本的に生徒は実物のテキストを購入せずとも、書籍や論文を電子データの形式で読むことができ...


378. 注目を集める教育手法「非線形教授法(nonlinear pedagogy)」について
ここ最近は、スポーツ科学の研究成果から人間の知性や能力の発達について考えさせられることが多い。実際に、スポーツ科学の学術論文を読んでみると、そこには非常に面白い研究手法や研究結果、そして能力開発に関する有益な知見が数多く存在することに気づく。...


377.「才能」に関する近年の視点
「タレントディベロップメントと創造性の発達」のコースが行われるレクチャールームに到着すると、すでに教師のルートと20人ぐらいの学生がそこにいた。ルートと簡単に挨拶を済ませ、自分の席を確保した。事前にルートから話を伺ったところ、このクラスは履修定員の70名を超え、80名近くの...


376.「タレントディベロップメントと創造性の発達」:第一回目のクラス
今日は「タレントディベロップメントと創造性の発達」というコースの第一回目のクラスがあった。フローニンゲンに到着してから一ヶ月強の時間が経ち、ようやくプログラムが本格的に動き始めたのを感じる。 フローニンゲンに到着後、このコースが始まる前から、人間の知性や能力が卓越に至るプロ...