3305. 小雨降る午前中に
今日は午前中の途中から小雨が降り始め、今もまだ小雨が降っている。書斎の窓に雨滴が付着しており、それを通して外の世界を眺めている。 雨が降ることは最近なかったため、雨が地上を洗う働きをしているのみならず、どこか自分の心も洗ってくれているかのようだ。...
3304. 深まる秋の早朝に
今朝は七時前に起床し、七時を少し過ぎたところで一日の活動を始めた。真っ暗な闇が辺りを覆っており、外の世界の音は一切聞こえてこない。 昨日、一日の終わりにふと窓の外を眺めた。そこには月の見えない夜空が広がっていた。 闇夜の空を眺めながら、自分の内側に絶えず灯されている月明かり...
3301. 認識論を探究する意義とルソーの書籍
昨日に引き続き、今日も積極的に読書を進めていこうと思う。具体的には、シュタイナーの書籍とグッドマンの書籍を読み進めていく。 前者に関しては、先日ボストンの古書店に訪れた際に購入したものであり、直感的な認識方法について扱っているものである。本書の序文を読んだ時、シュタイナーが...
1655. ハイウェイ&マイウェイ
今朝は、目覚める直前まで見ていた夢の強い印象によって起きる形となった。夢の中での感覚が起床直後にも残っており、その感覚がとても肯定的な意味を持つような夢であったことを告げている。 だが、その内容については覚えていない。どうやら、夢の印象が強いことと、その内容を覚えているかど...
1549. 不毛な探究の停止へ向けて
夕方の時刻を迎えた。早朝の天気予報を裏切る形で、今日は夕方までは晴れ間が広がっていた。 明日からまた天気が不安定になるようであるから、本日ランニングに出かけた方が良かったのかもしれない。しかし、今日はランニングに出かけなかった分、自分の仕事が進んだ。...
1229. 雨の降る日に思うこと
大きなハトが書斎の窓に接近し、一気に急上昇する形でさらに上空に飛び去っていった。外は相変わらず雨模様だが、そこにはどことなく風情がある。 ちょうどこの時期は、日本は梅雨に入っているだろう。そして、もうしばらくすれば、そうした梅雨の時期が終わり、日本独特の夏がやってくる。...
368. 個人と組織の発達に関する新たな理論モデル「ダイナミックネットワーク理論」
フローニンゲン大学でダイナミックシステム理論に関する経験豊富な研究者や実務家から直接教えを受けることに伴い、ただただ嬉しい意味での驚きに包まれている。この一年間の小さな目標は、これまで培ってきた構造的発達心理学の言語体系を一旦手放し、新たな言語体系を内側に構築していくことで...
231. 熟成
——待つしかない、か——竹内敏晴 音楽、絵画、スポーツ、学問にせよ、長大な時間の鍛錬の末に到達した境地には、共通して美的なものが広がっている気がしてならない。四年に一度のスポーツの祭典、オリンピックの開催日が迫ってきている。今回のリオ五輪ではどのような美が顕現されるのだろう...