1682. 欧州の土地に息づくもの
昨日は、一日中、音楽の虜になるような日だった。早朝から正午までは、何人かの作曲家の生涯や作品について調べることだけを行っていた。 昨日は、特にショパンに大きな感銘を受け、彼の作品をこれから真剣に聴いてみようと思い立った。同時に、ショパンが創出した曲に範を求めたいという思いが...
1343. 夢とMOOCと人工知能
グレン・グールドが演奏するモーツァルト——グールドが毛嫌いしていた——のピアノソナタ全集が終わりを告げ、バッハ——グールドが敬愛していた——の楽曲全集が始まりを告げた。ここ数日間、グールドが演奏するバッハを何時間聴いただろうか。...
848. ウィーン旅行計画
昨夜、ようやくオーストリアへの旅行計画の目処が立った。厳密には、非線形ダイナミクスに関する国際学会に参加することが目的であるから、純粋な旅行ではないのだが、空き時間があることも確かなので、観光も行いたい。 4/3(月)の朝にアムステルダムからウィーンに向かう。両地点の距離は...
347. 地から天へ天から地へ
昨日の新たな友人関係の広がりについて少しばかり考えていた。つくづく人間は人との関係を通じて学ぶものだと思わされた。これは言い古された言葉なのかもしれないが、間違いなく私たち個人個人は人と人との間に存在している社会的な生き物である。それゆえに、ある個人が何かを学ぼうとするとき...
340. 偉大な創造者の共通点
(ロベルト・シューマンによる自筆メモ) 相変わらず専門書や論文を読むか、何か文章を書くかで満たされている毎日である。読むことと書くことによって満たされている毎日に自己を預けてみると、自分の中で何かが満たされているのを確かに感じる。そう考えると、やはり自分にとって読むことと書...
312. 欧州小旅行記:メンデルスゾーンの虹色の音楽を浴びて
昨日のライプチヒでの体験は非常に密なものであり、正直なところ、昨夜の睡眠を経てどれだけその体験が消化されているのかを目覚めと共に確かめる必要があった。シューマン博物館で獲得したあの「確信」が、自分の中の一本の筋として存在していることを無事に確認してライプチヒでの二日目を開始...
311. 欧州小旅行記:シューマン博物館で訪れた「確信」
ライプチヒ駅に到着した時、ブレーメンやハノーファーの駅に比べて、ひときわ巨大な空間がそこに広がっていることに驚いた。旧東ドイツの都市の中でも最大のものの一つに数えられるこの街の存在感を感じさせられたのだ。 なぜだがわからないが、たくさんのプラットフォームと併設されている無数...