1088. ダイナミックシステムアプローチの真髄の会得へ向けて
今日は午前中に、「成人発達とキャリアディベロップメント」のクラスに参加した。今日のクラスで取り上げる論文の発表を私が担当するという連絡を、担当教授から事前に受けていたため、自宅を出発する前に少しばかり自分のレジュメを読み返していた。...
960. 学び続けること・研究し続けることの幸せ
ついに修士論文がほぼ完成した。提出期限まで残り二ヶ月ほどあり、この段階でほぼ全ての項目を完成させることができて嬉しく思う。 思えば、ここまで辿り着くのに非常に多くの紆余曲折があった。それは第二弾の書籍の執筆以上であったと言ってもいいかもしれない。...
941. 点としての私と地球
今日の夜から数日間は、天候が崩れるようである。そのため、午前中の仕事を途中で切り上げ、昼食前にランニングに出かけた。 これはオーストリアから戻ってきて初めてのランニングだった。近くの河川沿いにあるサイクリングロードをランニングしている最中、私の頭の中はRというプログラミング...
895.焦点を絞った探究活動
昨日は、論文アドバイザーのサスキア・クネン先生とのミーティングがあった。「創造性と組織のイノベーション」の最終回のクラスが終わった後、少しばかり大学図書館で時間を潰し、クネン先生の研究室へ向かった。 いつもは、先生とのミーティングを月曜日の午前中に行うのだが、先日の日記で書...
856.「状態空間グリッド(SSG)」について
今日の午前中に行われた、論文アドバイザーのサスキア・クネン教授とのミーティングについて、また少し考えを巡らせていた。ミーティングの最初に、今後の私の進路について話をしたことを書き留めていたように思う。 その後に続く本題では、私が先日送った論文の...
839. ダイナミックシステムに関する理論モデルの構築について
夕食後、ノートを書斎の机に広げながら、“Principles of Systems Science (2015)”を読み進めていると、非常に残念なことが起こった。 昨日の「複雑性とタレントディベロップメント」のクラスで、ルート・ハータイ教授のレクチャーによって、自ずと湧いて...
837. 時の経過に応じるノードの伸縮とリンクの関係性の変化
本日の仕事を全て終え、昨日の「複雑性とタレントディベロップメント」のクラスを少しばかり振り返っていた。クラスもいよいよ佳境に差し掛かり、残すところ、後二回のクラスとなった。 昨日のクラスは、二人のゲストスピーカーが前半の講義を担当した。一人目に登壇したのは、私が所属するプロ...
771. 理論モデルと数式モデルを構築する面白さ
今日は夕方から、「複雑性とタレントディベロップメント」というコースの第三回目のクラスに参加した。このコースを担当しているのは、マライン・ヴァン・ダイク教授とラルフ・コックス教授であり、毎回のクラスを通じて、二人からは多くのことを学ばせてもらっている。...
750. ダイナミックシステムアプローチが持つ一般化の問題
今日は、早朝の五時半に起床し、最初に取り掛かったのは、エスター・セレンやリンダ・スミスと並んで、ダイナミックシステムアプローチ(DSA)を発達科学に適用することに多大な功績を残したポール・ヴァン・ギアート教授の論文である。...
644. 新たな食生活と初期値問題
昨日は、フローニンゲンの街の中心部にある行きつけのチーズ屋に足を運んだ。このチーズ屋にはいつもお世話になっている。チーズ屋でチーズを購入するのではなく、いつもナッツ類をここで購入している。 いつもこのチーズ屋を切り盛りしている二人の店員は、とても親しみやすい。今日も簡単に言...