807. ブダペストでの探究活動の可能性
今日は夕方から、京都大学から来た日本人留学生の送別会があるため、午前中に集中的に仕事を進めていた。その一つとして、ネットワーク科学の専門書を読んでいた。 これは以前紹介した、ネットワーク科学の代表的な研究者であるアルバート・ラズロー・バラバシが執筆した “Netowork...
659. 睡眠の質とこれから
フローニンゲンに戻ってきてから、就寝に向かう準備を始める時間を30分ほど早くすることにした。実際に、夜の九時半あたりから就寝に向かう準備をし始め、10時を迎える頃には完全に就寝した状態にしておくと、朝の目覚めが非常に良いことに気づく。...
512. 心象イメージと本日の読書
以前言及したような、意味が生成する深層世界に意識的に参入することが可能になりつつある。就寝前に、目を閉じて横たわりながら心身をリラックスさせ、その後、自分の手のひらをおでこにかざすと、意味が生成する深層世界に入っていくことを感じることができる。...
505. 知識体系と外国語
フローニンゲンの街は、すっかり冬らしくなった。夕方、書斎の窓から景色を眺めると、ほのかな光を放っている夕日が目に飛び込んできた。極めて淡いオレンジ色の光を放っている夕日を眺めていると、社会学者のタルコット・パーソンズが知識をスポットライトに見立てた比喩を提示していたことを思...
426. 内なる原形
今から一ヶ月か二ヶ月前に経験したような爆発が自分の内側で再び起こりそうな気配を感じている。今の自分には特定領域の探究に自己を向かわせる差し迫る何かが確かにあり、それは脅迫的なものではなく衝迫的な探究衝動である。 現在直面している壁を乗り越えるには、ここでもう一度、自分の内側...
388. 知識体系の土台作り
システム科学の諸々の理論体系と触れることによって、現在、知識の体系化について色々と考えさせられている。経験上、自分の知識基盤が脆弱だと感じられる時は、往々にして得られた知識を適切に体系化できていないことに問題があるように思う。...