3053.【北欧旅行記】トゥルクに向けたバスの中から
たった今、フィンランド最古の町トゥルクに向けたバスが出発した。とりあえず無事にバスに乗ることができてよかったと思う。 ヘルシンキの中心部には大きなバスターミナルがあり、そこには20個を超える搭乗口がある。一つ一つの搭乗口にはバス会社の名前と行き先が表示されており、迷うことな...
2778. 主体客体作用を持つ日記の執筆
夕食を摂り終え、今から一日を終えていくための実践に従事したい。時刻は午後の七時半を迎えようとしており、依然として太陽が燦然と輝いている。 今日は気温が高く、最高気温は27度を記録していた。明日からは一週間ほど20度前半の涼しい気温となる。...
2487. 学会とギフトショップに行く夢
霧のような雲が空を覆い、小鳥の声だけがどこからともなく聞こえてくる早朝。今朝は六時前に起床し、六時を少し過ぎた時間から一日の活動を開始した。 今朝は薄い雲が空を覆っているためか、今日のこの時間帯はまだ薄暗い。また今日は日曜日であるためか、いつもより辺りが静まり返っているよう...
1356. 自己に課す機械学習
早朝、ポール・シリアーズの “Complexity & Postmodernism: Understanding Complex Systems (1998)”を読み終えた。随所に洞察に溢れる記述があり、複雑性科学と発達科学を架橋させる哲学論文を執筆する際に、この書籍を参考...
1328. プラグマティズムと文化的な価値と技術の伝承について
昼食前のランニングに向けて、午前中の時間は全て、ザカリー・スタインの論文を読むことに充てていた。昨日、自らがプラグマティストの側面を持っていることに気づかされたのも、ザックの論文による影響が大きい。 ザックと私は同年代に属しており、彼のほうが五歳ほど年上だ。ザックが今の私の...
1327. 手紙への転生に向けて
バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、シェイクスピア、プルースト・・・。創作に次ぐ創作を継続させた偉人の名前とその存在の輪郭が、昨夜の就寝前の自分の目の前に現れた。 もはや私は、創作に次ぐ創作を成し遂げた彼らのような人物しか見ることができない。表現に表現を重ね、人生の最後ま...
1324. プラグマティストとしての自覚と準備への邁進
早朝の雷を伴う雨が過ぎ去り、とても穏やかな世界が目の前に広がっている。薄い雲が空を覆っているため、相変わらず太陽の姿を拝むことはできないが、雷雨が止んだことにより、私の気分も変わった。 この天気であれば買い物に出かけることができそうだ。昼食前に、数日分の食料を購入するため、...
1323. 意識の向こう側と精神の火
早朝の仕事に取りかかろうとすると、けたたましい雷とともに、雨が降り始めた。辺りの鬱蒼とした薄暗さは消えていくというよりもむしろ、その存在感を強めている。 白い閃光を伴う雷が、この地上のどこかに落ちたことを知る。それはどこか、自分の頭上に落ちてきたかのような感覚を引き起こした...
1315. この時の流れのように
初夏の優しい太陽光と吹き抜ける清々しい風。今日は快晴に恵まれ、しかも初夏にふさわしい気候だった。 昼食を済ませた私は、大学の学生支援課に足を運び、二年目のプログラムの学費を納めた。二年目のプログラムは、気づけば欧米で取得する三つ目の修士号となる。...
1222. インテグラル・ジャパン代表鈴木規夫さんとの『成人発達理論による能力の成長』の出版記念対談より
先日、インテグラル・ジャパン代表の鈴木規夫さんと『成人発達理論による能力の成長』の出版記念対談をさせていただいた。 対談の冒頭で、カート・フィッシャーの理論とロバート・キーガンの理論の関係について質問を受け、その点についてもう少し補足が必要だと思った。書籍の中では、前者の理...