3348. 不安と自由:観察と量子・自己の振る舞い
時刻は午後の六時に迫っており、辺りはほぼ闇に包まれた。今日は随分と読書がはかどり、結局本日三冊目となる“Phenomenology & Existentialism: An Introduction (1984)”の初読を先ほど終えた。...
141. ラスキーが提唱する測定手法に対する批判的意見
ラスキー先生の下で受けたトレーニングの中で最も時間を要したのが弁証法思考に関する学習です。トレーニングの中で、ソクラテス、アリストテレス、ヘーゲル、サルトル、ロイ・バスカー、ハンナ・アレントなどの哲学思想を学ぶことが要求されており、さらにマイケル・バサチーズ、マイケル・コモ...
140. 「弁証法思考」に対する誤解:オットー・ラスキーが提唱する高度な思考形態
現在でも何かあるたびにやり取りをしているのですが、JFK大学院時代にお世話になっていたオットー・ラスキー先生が執筆した論文や書籍を少しずつ読み直しています。私はラスキーの測定手法から距離を置いているというのが現状ですが、人間の意識に関する彼の理論モデルから今でも多くのことを...