822. 論文で取り上げる三つの研究手法について
今日は、夕方から夕食後にかけて、研究論文の “Method”セクションの中における「交差再帰定量化解析(Cross Requrrence Quantification Analysis: CRQA)」について執筆をしていた。...
813. 書くこと・考えること・学ぶこと
昨夜と同様に、今朝は午前中から、研究データに対して状態空間分析を適用していた。状態空間分析を行うためのソフトウェアは、「State Space Grids (SSG)」と呼ばれるものであり、この十年以内において、幾つかの論文がこの手法を用いて発達研究を行っている。...
811. 内側の声に従って生きる道を歩むこと
今日は、午前中にネットワーク科学と非時系列データ分析に関する専門書を読んでいた。数日前から引き続き、アルバート・ラズロー・バラバシが執筆した “Network Science (2016)”を毎日一つか二つの章を読み進めている。...
792. 愛と死を通じた日々へ
起床直後、窓の外の世界に意識を向けてみると、小鳥の鳴き声が聞こえてきた。それはとても小さく優しい鳴き声である。同時に、意味深長な響きでもある。 一昨日のクネン先生とのミーティグの中で、もう少しで春が来そうだという話をしていた。その時にちょうど、早朝に聞こえてくる小鳥の鳴き声...
789. 英語化の波とオランダでの就労について
今日は、クネン先生とのミーティングの後、フローニンゲン大学の図書館で、アイルランド人の友人であるドーナの研究に協力するため、インタビューを受けた。 ドーナは過去に、私と同じオランダ語のクラスを履修しており、そこでお互いに知り合った。彼女は現在、言語学科の修士課程に所属してお...
788. 査読付き論文の執筆へ向けて
夕方の仕事がひと段落し、再び今日の午前中の出来事を振り返っていた。そういえば、サスキア・クネン先生とのミーティングの最後に話していた話題を、まだ書き留めていなかったことに気づいた。 それは非常に些細なことなのだが、科学論文を執筆する際に、同じデータに対して複数の論文を書くこ...
786. 研究の進捗状況
今日は朝一番に、論文のアドバイザーのサスキア・クネン先生の研究室を訪ねた。クネン先生の支援のもとに研究を進めてきたおかげで、この半年間において、一度も研究が滞るようなことはなかった。 現在取り掛かっている研究もこれから大詰めの時期に入る。今日は、先週に私が送っておいた論文の...
782. 普遍なものと不変なもの
明日から始まる新たな週は、大学全体が追試週間と位置付けているものである。この週には、通常の講義が行われることはない。 そのおかげで、月曜日に行われるサスキア・クネン教授とのミーティングや水曜日に行われるラルフ・コックス教授とのミーティングに向けて十分な準備をすることができる...
767. グループ課題に向けて
燦然と輝く太陽を拝むことのできる崖から、広大な海を見渡すことができ、眼下には薄黒い雲が散逸しているのを目撃した。そのような夢を昨夜見た。 その場所は、どうやら南アフリカにある喜望峰だということが夢の続きからわかった。喜望峰からインドに向けて列車で北上しようとしていた夢の中の...
766. 書くことは留まること、留まることは真実に近づくこと
——すべて急ぎゆくものは、たちまちに過ぎる。とどまるもののみ、私たちを真実の世界に導く——リルケ 今日は午後から、「状態空間分析」に関する専門書を読んでいた。この分析手法は、現在取り組んでいる私の研究の中で重要な役割を果たす。...