442. 才能や創造性に関する二つの研究アプローチ
昨日は、「タレントディベロップメントと創造性の発達」というコースの第五回目のクラスがあった。昨日のテーマは「教育における才能の発掘と支援」であり、ヘンデリアン・スティーンビーク教授がこのクラスを担当した。 スティーンビーク教授は、かつて私の論文アドバイザーであるクネン教授か...
435. 研究プロセスにおけるホロン階層について
先日のクネン先生とのミーティングで一つ課題として提出された「理論モデルの創出」について少しばかり考えていた。本来であれば、研究テーマに関する理論モデルを構築することがクネン先生の意図だと思うが、理論モデルを構築することそのものについて少し考えていたのである。...
429.変わらぬ休日
秋も深まるフローニンゲンの土曜日。今朝は朝一番に、最終試験がそろそろ近づいてきているオランダ語コースの復習を少しばかり行った。また、ライティングの課題として出された「自国の食べ物の紹介」についてオランダ語で説明文を書き上げる必要がある。...
427. 理論創出方法について
今日は大学図書館からの帰り道、先日発見したチーズ屋に立ち寄り、ナッツ類とチーズを購入した。ここはチーズ専門店であるため、やはりスーパーで購入するものよりも味がいい。チーズ屋からの帰り道、科学的な理論を創出する方法についてあれこれ考えていた。...
426. 内なる原形
今から一ヶ月か二ヶ月前に経験したような爆発が自分の内側で再び起こりそうな気配を感じている。今の自分には特定領域の探究に自己を向かわせる差し迫る何かが確かにあり、それは脅迫的なものではなく衝迫的な探究衝動である。 現在直面している壁を乗り越えるには、ここでもう一度、自分の内側...
421. フリジア人
オランダ語のクラス終了後、クネン教授と取り交わしたスーパーバイザー契約書を心理学科の秘書に提出しようと思い、足早に教室を後にしようとした。すると、イタリア人のファブリツィオと中国人のシェンがオランダ国内の電車のチケットについて話し始めたのに気づいた。...
420. 今後のオランダ語の学習について
早朝、オランダ語のクラスへ向かう途中、いつもとは違う道を通っていこうと思い立った。工事が佳境を迎えたクラネヴェ通りではなく、何気なく一つの横の道を通って行くことにした。振り返ってみても、自分がどうしてそのような意思決定をしたのかわからない。...
419. サスキア・クネン教授との二回目のミーティング
今日の午前中は、論文アドバイザーのサスキア・クネン教授とのミーティングがあった。初回のミーティングから一週間経ち、今日は私がドラフトした研究提案書について色々と助言をもらった。論文の大枠に関してはほぼ問題ないとのことであった。...
409. 何気ない日常から
今日からしばらくフローニンゲンの街は天気が悪くなるそうだ。今朝は、起床直後からまずはオランダ語の試験に向けて学習を行った。オランダ語の試験は初めてであるため、何かと未知なことが多いが、これまでの学習内容を振り返る上でもこうした試験があるのは有り難いことである。...
407. 所属プログラム内の興味深い研究プロジェクト
先日、論文のスーパーバイザーを務めてくださるサスキア・クネン教授とミーティングをしたのと同様に、私の同僚たちも今週中に各々のスーパーバイザーとミーティングを行うそうだ。フローニンゲン大学は研究大学としての確固たる地位を築いており、ここにいる研究者たちは絶えず実務家と交流を図...