573. 孤島と連絡船:能力開発に対する視点
やはり今の自分は、特殊な環境の中に身を置き、特殊な活動に従事し続けていることに気づく。正直な感覚は、孤島の中での生活に近いと言えるだろうか。このような生活を望んでいた自分が存在していたことは間違いない。 また、このような環境に私を運んでくるような力が自己の背後にあったことも...
569.「トランスパーソナル防衛メカニズム」の集合的蔓延
今日は、文句の付けようがない素晴らしい天気であった。午前中の仕事を終え、ランニングに出かけて心身をリフレッシュさせた。その後、午後からは引き続き、ケン・ウィルバーが提唱した「20の発達原則」について調査をしていた。 構造的発達心理学に馴染みのある人にとっては、もはや当たり前...
568. 何気ない日常より
今日は早朝から、昨夜の就寝前に気にかかっていたことを調べる作業から仕事を開始した。昨夜、ダイナミックシステムアプローチに関する文献を読んでいた時に、そこで紹介されている発達の原理が、アメリカの思想家ケン・ウィルバーが提唱した「20の発達原則」と大きく重なることに気づいたのだ...
532. キーガンとウィルバーからの脱却と回帰
オランダでの生活で一つ厄介なのは、アマゾンで注文した書籍が到着することが遅いことである。物流面のシステムがそれほど整備されていないからなのか、注文予定日よりもだいぶ遅くに書籍が到着することがあったり、書籍のロスト率も米国や日本で生活をしていた時に比べると、格段に高い。...
516. 霜降るフローニンゲンとクネン先生とのミーティング
11月の第一週目だというのに、最低気温がマイナスの日が出現し始めた。なんと驚いたことに、明後日はの天気予報には雪マークが付いている・・・。昨年のこの時期は、東京で生活をしており、まだ冬用のコートを羽織る必要などなかったと記憶している。...
509. 多様な波
今日の午後、二つのインターネットブラウザーを使って、同じアプリケーションを起動させてみたところ、その起動速度が異なることに気づいた。気になったので、ブラウザーごとの回線速度を調べてみると、随分違いがあることがわかったのだ。...
489. DMTGとダイナミックネットワークモデル
私たちの知性や能力が高度化する要因には、遺伝的特性や持って生まれた才能などの資質要因や、教育・他者からの支援・文化・家庭環境などの環境要因が重要なものとして列挙される。それでは、近年の卓越性研究では、それらの要因をどのように捉えて卓越性を説明する理論モデルを構築しているのだ...
470. 専門家の見立ての頼りなさについて
今日は「タレントディベロップメントと創造性の発達」の第六回目のクラスに参加してきた。このコースもいよいよ来週で最後であり、再来週には最終試験が控えている。今日のテーマは「才能と創造性の測定・評価」だった。 一年目の最後のコースとして「タレントアセスメント」を履修しようと計画...
462. アヒルとパーソナリティ
今日はクネン先生と研究プロジェクトに関するミーティングを行った。決められたペースで定期的に行われるこのミーティングのおかげで、研究が順調に進んでいくのを実感している。 昨日は非常に暖かい日曜日であり、初冬の中休みという感じであった。今日も引き続き比較的暖かい一日であった。ク...
450. 参禅開始
コンサルティングサービスを含め、どこかの企業と関係を持つ際には、必ず有価証券報告書を眺め、財務分析や企業価値評価のようなことを行ってしまう自分が未だにいる。これは大学の学部時代の専攻の影響がまだ私の中で色濃く残っていることを示している。...