3461. 「父殺し」を主題とする夢
今朝は六時前に起床し、六時半から一日の活動を開始した。ここ数日は天気が悪かったが、今日は晴れるとのことであるから、昼食前に近所のスーパーに行き、午後からは散歩がてら街の中心部に行き、行きつけのチーズ屋に立ち寄ろうと思う。...
3424. 知の力を象徴する夢:フリードリヒ・シラーとノラ・ベイトソン
予想通り、午前八時頃から少しずつ明るくなり始め、11時を回ろうとしている今はすっかり明るくなった。明るくなったと言っても今日は曇り空であり、辺りには寂寥とした感じが漂っている。 先ほどゴミを捨てに外に出てみたところ、肌を刺すような寒さであった。室内も足元から冷えるため、ヒー...
2389. 分散的記憶
思っていた以上に早い時間帯に二本の論文を読み終えることができた。二つの論文は共に洞察に溢れており、再度じっくり読み進める中でまた新たな発見があった。 読書とはこのように、読み手である私たちが前回の読書の時とは異なる内面状態にあれば、常に新たな意味を私たちにもたらしてくれるも...
1386. 「色即是空・空即是色」を暗示する夢
早朝起床するとすぐに、季節が変わり目にあることがわかった。ここ最近、薄々とその変化の兆しに気づいていたのだが、今朝起きた時にそれが確かなものだとわかった。 八月に入って間もないが、すでに秋に向かって季節が動き出している。日が沈む時間が早くなり、日が昇る時間が遅くなっているこ...
1365. 森有正全集と「差異」について
夕食前、ようやく一息つくことができた。今日は起床直後にみなぎる活力を感じていたのだが、そうした活力があったとしても、その日が充実したものになるかどうかはそれほど関係ないことを思い知らされたような一日だった。 午前中のゼミナールの件をまだ引きずっており、音声の不具合で受講者の...
1001. 差異と差異、そして究極的な意味
気づかないうちに、いつの間にやら書き留めていた日記の数が1000を超えた。その数字そのものに意味はないのだが、それらが積み重ねてきた小さな差異の連続には、思わず立ち止まって考え込んでしまうような大切な何かがある。 米国の文化人類学者グレゴリー・ベイトソンが残した名言にあるよ...
903.発達の本質にある「差異」と「反復」
いよいよ明後日からは、一週間ほどのオーストリア旅行が始まる。出発前の気持ちとしては、昨年の夏の欧州小旅行と同様に、そこに何が待っているのかに対する楽しみと非常に静かな気持ちが隣り合わせになっている。 下手に達観しているわけではないが、自分が訪れたことのない土地は、常に想定の...
251.「構造的カップリング」と「相互浸透」
オランダへの出発がいよいよ一週間を切った。オランダ到着後に必要な各種手続き(例:住民登録や銀行開設など)の流れを確認している。 4年前にジョン・エフ・ケネディ大学でシステム理論に関するクラスを履修して以降、数年間はその分野から離れていたが、再びシステム理論の探究に着手してい...