

769. ダイナミックシステムアプローチと非線形ダイナミクスを活用した実証的コーチング
午前中の仕事を終え、昼食を済ませてひと休憩入れてから、「複雑性とタレントディベロップメント」というコースで、一緒にグループワークを行うことになったインドネシア人のタタとキャンパス内のカフェでミーティングをするために、自宅を後にした。...


763. 日々の習慣から
今朝は少しばかり奇妙な夢によって起こされたと言える。夢の中身そのものに囚われるのではなく、そのシンボルが持つ意味について少しばかり考えていた。 だが、夢を分析するに資するほどの知識を私は持ち合わせているわけでもないため、やはり感覚的な印象を頼りにそのシンボルについて考えてし...

755. 三つのリサーチクエッション
昨日、ドビュッシーのピアノ曲が流れてきた時、思わず仕事の手を止めた。そこには、私の身も心も、そして時間すらも溶かしてしまうかのような甘美な旋律が流れていた。 この曲にはどこか、今の自分の感情を変容させるような不思議な力が込められていたのだ。ドビュッシーは印象主義を代表する作...


737. 能力の文脈依存性の正体:「超高速認知」の存在
今日の午前中は、「複雑性科学とタレントディベロップメント」のコースで課題となっている論文に目を通していた。偶然ながらその論文は、私がロサンゼルスで生活をしていた時に購入した “Toward a unified theory of development...


720. 底なしの明るさの中で生きることと研究の進展
今日は三週間ぶりにクネン先生とのミーティングがあった。先週は、クネン先生が休暇を取り、スペイン領の島を家族と訪れていたため、ミーティングがなったのだ。 今朝、先生とのミーティングに向けて自宅を出発した私は、歩いている最中、絶えずこみ上げてくる笑いをこらえることができなかった...


680. 丸い日本語、四角い英語
今日の午前中は当初の計画通り、研究論文の執筆に取り組んでいた。カート・フィッシャーのダイナミックスキル理論を活用した測定手法の測定者内信頼性を算出するために、統計プログラムのRを活用した。 Rを触るのは久しぶりであったが、どのようなプログラムコードを書けばいいのかを含め、作...


679. 知人の書籍とカッパ係数の算出
昨日は、とても御世話になっている知人の方が近日出版した書籍に目を通していた。実は午前中は、フラクタルの特徴と分析手法について記述された論文を読み、自分の研究データを再分析することを行う予定であった。 しかし、その予定以上に、その方の書籍を読むことの方が重要だという思いがあり...


672. 遅く起きた週末と物語
昨日に大量の文章を長時間にわたって音読していたせいだろうか、昨夜の睡眠は脳を回復させるのに時間がかかったようである。目覚めてみると、朝の七時半を過ぎており、いつもよりだいぶ遅い起床時間となった。 目覚まし時計で起きることを避けるようになってから、十年以上の月日が経つ。目覚ま...


661. 2017年最初のクネン先生とのミーティング
今日の午前中に行われたクネン先生とのミーティングは、新年早々のものであるにもかかわらず、とても密度が濃く、今後の研究を大きく推進させてくれるものであった。 支度に要する時間がいつもよりかかってしまい、先生の研究室に向かう最中に通るノーダープラントソン公園を少しばかり小走りし...


654. 研究の新たな方向性とやるべきこと
昨日は、午前中と夕方が同質の闇と静けさを持っていた。二つの鬱蒼とした雰囲気に挟まれていたのが、昨日のフローニンゲンの街であったと言っていいだろう。 ただし、昼前から午後にかけては太陽が差し込んでいた。そのため、私は気分転換に近くのサイクリングロードにランニングに出かけていた...