996. 本当の歓喜へ向かって
先ほど無事に“Principles of Systems Science (2015)”を全て読み終えることができた。本書を読むのは今回が初読であり、細部を丁寧に追っていくという読み方ではなく、全体と重要な箇所のみを把握していくという読み方を採用していた。...
995. 生きることは奏でること
生きることは奏でることである。そのことを教えてくれるような夢だった。 カントのせいにしたくはないのだが、昨夜の夢の始まりは、夢の中で私が受講している授業が退屈極まりないという感情を引き起こすものだった。昨夜の就寝前に、カントの“Critique of Judgment...
994. 再びカントへ
昨日の夕方、カントの “On Education (1899)”を読んだ。この書籍は分量は極めて少ないが、最初から最後までを通して読み直したのではなく、自分が関心を持っているテーマだけを取り上げて読み返した。 カントが最終的に向かった先は、内なる自由の尊重とそれを育むための...
988. あの日から今日へ
ベートーヴェンについての思いや考えが、止めどなく流れ出してくる。やはりまだ何かが書き足りないようである。 ベートーヴェンは、シラーの詩を読むことに熱心であったのと同時に、シラーに影響を与えたカントの哲学思想に触れることにも熱心であった。改めて、カントが残した思想について思い...
987. 拡散と収束
昨日は、随分と音楽関係の書籍に目を通していた。日頃意識的に設けている就寝一時間前の休息を取ることなく、結局いつもの就寝時間を数十分超える時間まで音楽関係の書籍を読んでいた。 そうした書籍を読むことを通じて、偉大な作曲家を過度に神聖視するのではなく、様々な観点を獲得することに...
971. 初校の修正を終えて
今日は五時半に起床し、結局就寝前の十時近くまで仕事を行なっていた。土曜日のほぼ全ての時間を第二弾の初校の修正に当てたこともあり、今日一日で全ての作業を完成させることができた。 原稿の一文一文を全て最初から最後まで読み通すことは、非常に骨の折れる作業であったが、全てを無事にや...
738. 夜明けを待つ概念の蠢き
今日の午前中は論文の読み込みから始まり、午後から就寝までは論文の執筆を行っていた。自分が関心のある論文を読み、論文を緻密にじっくりと執筆できる今日のような週末は、充実感に溢れており、夢のように早く過ぎ去った。 明日もまだ日曜日であることが、どれほど自分にとって嬉しいことか。...
530. 燃焼過程を通じた成熟
「もうそんなことは止めたほうがいいのではないか」という声が聞こえてきた。午前中の仕事を終え、身体トレーニングの後に昼食を済ませ、一時間ばかり仕事をさらに行ってから、いつものように20分間ほど昼寝をしていた。 昼寝というよりも、実際には、ヨガのシャバーサナのポーズを20分間ベ...
508. トマトとチーズと複雑性システム
今日は夕食中、唸ってしまうことがあり、思わず食卓を小刻みに叩いていた。近所のスーパーで購入したオーガニックの大きめのトマトと、チーズ専門店で購入したチーズを一緒に口に運んだら、その組み合わせが途轍もない美味を生み出していたのだ。...
461. 寿司と記憶の自己展開
サラダとチーズが主体の食生活を少し見直そうと思う出来事があった。それ以降、少し変化のある食生活になっている。今日は街の中心部のスーパーで手巻き寿司を購入した。 近くのスーパーには残念ながら日本食は置いておらず、街の中心部にあるスーパーに行かなければ日本食にありつくことができ...