3416. 空を飛べることはずるいことなのか否かに関する夢
薄い雲が空を覆い、寂寥とした雰囲気を醸し出している朝。今日はもう少し天気が良いかと思っていたのだが、晴れ間が顔をのぞかせるのはもう少し後のことになるかもしれない。 書斎の窓から見える景色はすっかり冬らしくなった。街路樹はすっかり裸になり、枝に止まっている鳥たちの様子が良く見...
1467.「ポイエティック・ロジック」と「内省的反復」
ほっと一息つくような黄昏時である。今日は本当に、企業人として働いていた時と同じぐらいに様々な関係者にメールをし、返信をもとにまたいろんな人にメールをするような慌ただしい一日だった。 今日は大学の関係者にあれこれメールをし、一年目のプログラムの終了手続きに関する問題を解決させ...
582. 表現活動
昼食後、一時間ほど仕事をしてから、いつものようにヨガのシャバーサナ瞑想をしながらの仮眠をとった。仮眠中、寝室の窓に雨がぶつかる音が聞こえた。午前中の晴れ模様を考えると、その雨は通り雨であったようだ。 仮眠を済ませて、再び書斎に戻り、窓の外からストリートを眺めると、雨の跡が見...
360. オートポイエーシスとアロポイエーシス
ルートヴィヒ・フォン・ベルタランフィの主著 “General system theory (1968)”を読み終え、次にジョン・ミンガーの “Systems thinking, critical realism and philosophy...
289. 悠久の時の中で
——70歳以前に描いたものは全く取るに足らないものであった。73歳で鳥や獣、魚の骨格のなんたるかをいくらかは悟ることができた。このまま修行を続けていれば、100歳で神妙の域に達することができるだろう。110歳まで続けていれば、一点一画が生きているもののように描けるようになる...
251.「構造的カップリング」と「相互浸透」
オランダへの出発がいよいよ一週間を切った。オランダ到着後に必要な各種手続き(例:住民登録や銀行開設など)の流れを確認している。 4年前にジョン・エフ・ケネディ大学でシステム理論に関するクラスを履修して以降、数年間はその分野から離れていたが、再びシステム理論の探究に着手してい...
249.「自己組織化」と「自己創出」
言葉の使用に関してもう少し厳密な態度を取る必要性を強く感じている。借り物の言葉ではなく、自分の内側を真に通過した言葉だけを使用するように心がけたい。自分の内部でろ過されていない言葉を用いることは自己欺瞞を招きやすいし、何より伝えたい人に自分の言葉が届かないという事態を引き起...