654. 研究の新たな方向性とやるべきこと
昨日は、午前中と夕方が同質の闇と静けさを持っていた。二つの鬱蒼とした雰囲気に挟まれていたのが、昨日のフローニンゲンの街であったと言っていいだろう。 ただし、昼前から午後にかけては太陽が差し込んでいた。そのため、私は気分転換に近くのサイクリングロードにランニングに出かけていた...
643. 緩やかに進行する仕事
早朝の五時前後に起床すると、午前中の間にかなり多くの仕事をこなすことができる。午前中はまず最初に、アムステルダム大学教授ピーター・モレナーの論文 “A manifesto on psychology as idiographic science: Bringing the...
579. 理論モデルの構築について
現在履修している「複雑性と人間発達」というコースは、毎回新たな発見を自分にもたらしてくれる。クラスでの学びを書き留めることが全く追いつかないほどである。 また、クラスで取り上げられた内容について、自分なりに考察を深め、それらの内容を適切に消化していくという作業も行なっていく...
559. 友人の研究テーマとの共通点
今日は早朝五時に起床し、30分ほどの朝の習慣的実践を行ってから仕事に取りかかった。今の自分は良い波に乗りながら、日々を過ごしているように思う。 これはおそらく、心身の状態を最適にするような生活実践を行っているからだろう。また、研究仲間ができたことも非常に大きな影響を私に及ぼ...
550. 研究仲間
「複雑性と人間発達」というコースを共に履修しているジェレミーから、先ほどテキストメッセージがあった。ジェレミーは、私と同じプログラムに在籍しており、もともとはドイツのテレビ局で働いていたドイツからの留学生である。 ジェレミーとは、九月の顔合わせのランチミーティングの時に話し...
514. 研究プロジェクトの進捗状況
昨日は、研究プロジェクトを少しばかり前に進めていた。具体的には、定性的なデータを定量化するべく、カート・フィッシャーのダイナミックスキル理論のレベル尺度を適用しようとしていた。 思った以上に定量化の作業がうまく進んでいたが、幾つか問題も浮上した。今回の研究プロジェクトは、「...
510. オンラインゼミナールより
本日の午前中に、『卓越性研究の最前線』という新オンラインゼミナールの最初のクラスを開催した。初回のクラスの終了後、受講生の皆さんと同様に、自分でもあれこれと今日のクラス内容について振り返りを行っていた。 私たちが「才能」という種を「卓越性」という果実に育んでいくためには、一...
481. 離近
今、書斎の窓から夕暮れのフローニンゲンの空を眺めている。空には雲が浮かんでいるのだが、それは流れずそこに留まっているように見える。赤いレンガ造りの家々と同じ色をした夕日が沈んでいく。 このように外の景色を眺めていると、外側の世界をゆっくりと味わうことが、内面世界に均衡を生み...
480. 日常的な非日常的休日
今日は、非常に仕事がはかどった日曜日であった。早朝にオンラインゼミナール用の教材を作成し、研究プロジェクトに向けて文献リストを作成し始めた。ここからは哲学書や専門書から少し離れ、数多くの学術論文を読み込んでいくことになるだろう。...
464. クネン先生とのミーティングより
本日のクネン先生とのミーティングの内容を振り返るという作業と、明日に迫ったオランダ語の最終試験に向けての学習との間で行ったり来たりしている。改めてクネン先生のコメントが入った提案書を読み返してみると、研究の背景と目的のパートとリサーチクエスチョンのパートとの間に少しばかり飛...