365. 第二回目のオランダ語のクラス:語形変化・数字・アルファベット
今日は早朝の九時からオランダ語の二回目のクラスがあった。火曜日と金曜日に行われる週二回のクラスはそれぞれ教室が違うので気をつけなければいけない。今日は法学部がメインとして使っている建物でクラスが行われた。 第一回目のクラスは簡単な挨拶表現のみを取り扱ったので、まだ文法に関す...
361. 自我の発達と言語の発達の共通点
昨夜は、昨日の午前中に参加したオランダ語クラスの内容を復習していた。学習内容を復習しながら、発音にせよ、文法にせよ、単語にせよ、目の前には未知なる言語の大海が広がっているのを感じていた。同時に、自分が日本語や英語を学んできた過程を振り返ってみると、これらの言語を学び始めた時...
359. オランダ語クラスの開始
今日からいよいよ週二回のオランダ語のクラスが始まった。実は、最も初級のクラスはその他の曜日や時間帯もあり、履修登録をする際に早朝九時から始まるこの時間帯のクラスは一番人気がないようだった。私としては、夕方の時間帯や夜の時間帯を避けたかったため、この時間帯にクラスが提供されて...
350. 母国を離れた理由の断片
何気なく先月末に終焉したリオ五輪の結果を眺めていた。眺めていたのはメダル獲得に関するランキングデータである。その結果を眺めていると、今回のオリンピックにおける日本の健闘は素晴らしかったのではないだろうか、と思う。五輪中に日本でどのような反響が起こっていたのか不明であるし、最...
340. 偉大な創造者の共通点
(ロベルト・シューマンによる自筆メモ) 相変わらず専門書や論文を読むか、何か文章を書くかで満たされている毎日である。読むことと書くことによって満たされている毎日に自己を預けてみると、自分の中で何かが満たされているのを確かに感じる。そう考えると、やはり自分にとって読むことと書...
339. 言語の発達と意識の発達
これはつい先日の欧州小旅行でも感じたことなのだが、多くの国の人にとって英語というのはもはや外語国ではないのではないか、という考えが芽生え始めている。もちろんこれは高度な英語の読み書きではなく、話し言葉の次元に限った話である。...
336. 語学センターを活用したオランダ語の本格的学習
今日は五年振りに自分の外国語が通用しないことに対して、自虐的な笑いが込み上げてきた。日々の生活の中で少しずつオランダを話すようにしており、九月からはオランダ人の先生に付いてオランダ語を本格的に学ぶことにした。 フローニンゲン大学は様々な外国語を学べる語学センターを持っており...
334. 本格的なオランダ語学習への始動
いくら多くのオランダ人が英語が達者だとしても、オランダでは極力オランダ語を使って生活しようと決心した。これは幾つかの理由に基づく。 一つ目は、オランダの公用語はやはりオランダ語であり、この国の文化の土壌はオランダ語によって育まれたものであるため、オランダ語を理解しなければこ...
333. 認知バイアスと意味のネットワーク
今日は早朝のランニングを済ませ、近所のスーパーに食料の買い足しに出かけた。欧州での生活を始めてから10年振りに、毎日テレビの電源を入れるようになった。就寝前の30分間に地方ニュースと世界情勢に関するニュースを見るようになったのである。...
254. 新たな言語習得について
自分の内面領域に触れながら絶えず書く行為には、どうやら変容的(transformative)な効果のみならず、治癒的(therapeutic)な効果があるようである。精神を健全に保ちながら認識世界の深みへ到達していくというのは実に過酷なことであると思っていたが、絶えず書くと...