520. 誤解多きシステム思考について
今日もとても寒い一日であった。先日、洗面台の鏡を通して自分の姿を見ると、オランダに来てから自分の髪の毛が伸びる速度が速くなったように思った。そのため、今日はフローニンゲンの街の中心部に髪を切りに行った。 フローニンゲンの街の中で、日本人の髪を上手く切れる美容師がいて本当に助...
477. 無数の言語ゲーム
昨日の学術会議に参加した経緯をよくよく振り返ってみると、この会議の趣旨をそれほど理解せぬまま参加を決意したように思う。実際のところ、この会議の趣旨や参加者の専門性を理解したのは、会議が始まってしばらくしてからであった。 特に参加者の専門性を理解し始めたのは、会議の経過に応じ...
476. FCフローニンゲンの日本人選手獲得の可能性
一夜明け、昨日の「人財の評価と選定」に関する学術会議を改めて振り返っておきたい。私が最も関心を惹かれたのは、最初のプレゼンターの研究発表内容であった。 テーマは、フローニンゲンの地元のプロサッカーチームであるFCフローニンゲンが、どのように人財の評価と選定を行っているのかに...
474. 言葉の深層世界に飲み込まれて
本日、無事にオランダ語の初級コースを終えた。案の定、先日受けた最終試験の結果が返ってきた。英語で言う倒置構文に関して、作り方を間違って記憶しており、その箇所はもう一度見直しておく必要があるだろう。 答案の返却と同時に、このコースの修了証書を授与され、一ヶ月前の自分と比較して...
472. 何気ない日常から
今日は午前中から夕方にかけて、研究プロジェクトを進めていた。次回のクネン先生とのミーティングに向けて、定量データをカテゴリー化する案をいくつか考えておきたいと思う。同時に、論文提案書も前回の指摘をもとに修正を加えておきたい。...
467. 潜在的発達空間
オランダ語の最終試験終了後、フローニンゲンの街の中心部にある市場を訪れた。以前そこで購入したチーズがとても美味しかったため、再び同じものを購入しようと思ったのだ。 オランダ語の試験が終了して少し安堵したのだろうか、市場を訪れた時の私の頭の中はオランダ語ではなく、すっかり英語...
466. オランダ語の最終試験を終えて
今日、全13回にわたるオランダ語コースの締めくくりとして最終試験を受けてきた。実際のクラスは次回が最後であり、最後のクラスでは、おそらく今日の最終試験の復習をするのだろう。 最終試験の感想としては、中間試験の出来よりも少々良いぐらいだろうか。今回の試験には、前回あまり出来が...
459. 光へ向かって
天空の雲間から朝日が差し込んできた。朝日と共に、早朝のフローニンゲンを包んでいた闇が徐々に姿を消していく。紅葉した木々に朝日が照らされる時、それは別種の輝きを私の眼に送り込んでくれる。 空を見上げると、渡り鳥たちが隊列をなして飛行していた。この隊列は、動的なシステムの産物で...
452. 物の奥行き
本日は、激しい雨が通り過ぎ去った後の土曜日である。やはり仕事が複数あると、当然ながら優先順位というものがある。休日に取り組む仕事は、平日には取り組めないようなものの中で、自分が最も意欲的に取り組みたいと望むものを選ぶようにしている。...
449. 言葉の自己展開
オランダ語のクラスから帰宅後、最終試験に向けての総復習を簡単に行っていた。その後、研究プロジェクトを少しばかり前に進めるような仕事に取りかかっていた。 夕方の仕事がひと段落したところで風呂に入った。毎日、浴槽に浸っている時は至福の時間であり、身も心も非常にリラックスした状態...