3730. 新刊書籍と監訳書について
今、夜が明けようとしている。赤レンガの家々の屋根に積もった雪が、うっすらと姿を現し始めた。 今日は本当に底冷えする。天気予報を改めて確認すると、昼あたりから雪が降り始めるようなので、今日は早めに近所のスーパーに行きたいと思う。ただし、その際の気温はマイナス6度ぐらいであろう...
3636. 発達に対する淡い期待と「発達的マゾヒズム」
ヨーロッパの冬は、本当に暗い。おそらく、多くの日本人が何か憧れのようなものを抱きがちなヨーロッパの国々は、ことごとく冬が厳しいのだと思う。それが現実だ。 暗い。今日も外が暗い。 今、コーヒーメーカーが一日分のコーヒーを一生懸命作ってくれている。その音は自分をどことなく励まし...
3633. インテグラル理論を紹介するにあたって
インテグラル理論を紹介するにあたって
3563. 夢の世界の奥にある夢の世界
時刻は午前八時に近づいてきた。目の前に見えるのは、相変わらずの闇である。それに加えて、つい先ほどから雨が降り始めた。 予想よりも早い雨の到来だ。雨が窓ガラスにポツポツとぶつかる音が聞こえる。 八時を迎えたからか、闇で姿は見えないが、通りを走る車の音が聞こえて来る。...
3335. 若さと発達について
午前七時を迎え、少しずつ辺りが明るくなってきた。今日も一日中、鬱蒼とした空を見ながら自分の取り組みに従事していくことになるだろうが、今の自分の心は晴れ渡っている。常に爽快さと落ち着きを持った心がここにある。 今朝方見ていた夢について再び思い出している。多くの人はなぜ過去の自...
3292. レクティカの発達測定のユニークさ
時刻は午前八時半を迎えた。今日は五時過ぎに起床したおかげもあり、早朝の作曲実践から始まり、すでに読書も順調に進んでいる。つい三十分ほど前に、とても幻想的な夜明けを見た。 今日は薄暗い雲が空の所々にあるためか、普段見ている朝焼けとは異なる光景を見ることができた。どこか深い森に...
3145. ザカリー・スタインの論文より
時刻は午後五時を迎えつつある。今は少しばかり曇りがちの空だが、西日が書斎の窓から室内に差し込んでいる。 ぼんやりと外を眺めていると、「何かの足音」が聞こえて来る季節に入っているのだと知る。それは静かに進行している内側の変容の足音である。...
3075.【北欧旅行記】ヘルシンキ空港のラウンジで想うこと
今日のヘルシンキは快晴に恵まれた。いよいよ北欧旅行も終わりとなり、今夜からは再びフローニンゲンでの生活が始まる。 今回の旅もまた非常に充実したものであり、これからの自分の人生の肥やしになってくれるだろうと確信している。今私は、ヘルシンキ空港のラウンジの中にいる。...
2923. 三冊の共著書籍と一冊の監訳書籍:魂の繋がりと受託
一昨日、大きな偶然を経験した。それは何かというと、私の人生を大きく変えるきっかけになった書籍の監訳の話をいただいたことである。 話をいただいた書籍に出会ったのは今からもう八年以上も前のことになるが、その書籍がきっかけとなり、私は発達理論の探究に乗り出したと言っても過言ではな...
1490. 科学者・哲学者・作曲家として生きること
今日は午前中に激しい雨が降り、買い物に行くのをやめようと思ったが、昼食前にちょうど雨が止んだため、四日分の食料を買いに近くのスーパーへ足を運んだ。学術研究と作曲実践を並行して行う毎日が、これまでにないほどに充実したものとなっている。...