

157. ダイナミック・スキル理論をもとにした発達測定手法LASとは?
世の中には知性発達理論に基づいた多様な測定手法が溢れています。例えば、スザンヌ・クック=グロイターのMAP(Mature Assessment for Professionals Profile)、ロバート・キーガンのSOI(Subject Object...


152. 人材育成に蔓延する歪な「平等主義」:生得説の欠落
人間の発達を考える際に、発達は先天的なものであるという「生得説」と発達は後天的なものであるという「経験説」があります。どちらの説を採用するかは、長らく発達理論の分野において議論された論点です。 現代の発達科学の研究が明らかにしているように、どちらの説も一定程度正しいのです。...


⭐️お知らせ:「ジョン・エフ・ケネディ大学留学記」
2年前(2013年)に卒業したジョン・エフ・ケネディ大学大学院での学びをまとめた留学記が完成しました。留学記はこちらからダウンロードすることができます(ジョンエフケネディ大学留学記)。 以下、序文より抜粋。 「ジョン・エフ・ケネディ大学留学記」に関心を持っていただき、どうも...


141. ラスキーが提唱する測定手法に対する批判的意見
ラスキー先生の下で受けたトレーニングの中で最も時間を要したのが弁証法思考に関する学習です。トレーニングの中で、ソクラテス、アリストテレス、ヘーゲル、サルトル、ロイ・バスカー、ハンナ・アレントなどの哲学思想を学ぶことが要求されており、さらにマイケル・バサチーズ、マイケル・コモ...


138. 「統合心理学」としてのダイナミック・スキル理論
これまで紹介してきたように、新ピアジェ派の伝統はジェームズ・マーク・ボールドウィンから、ジャン・ピアジェ、ローレンス・コールバーグ、カート・フィッシャー、セオ・ドーソンに脈々と受け継がれてきました。この伝統は、人間の認知とは何か、それはどのように発達するのかを解明しようとす...