774. 嵐と静けさ
早朝から雨に見舞われ、台風のような風が吹きすさぶ一日だった。今日は「創造性と組織のイノベーション」というクラスに参加するために、社会科学キャンパスへ行く必要があったのだが、豪風の中に雨が混じる天候には苦労をさせられた。 実際のところ、オランダに来て初めてこのような天候に見舞...
767. グループ課題に向けて
燦然と輝く太陽を拝むことのできる崖から、広大な海を見渡すことができ、眼下には薄黒い雲が散逸しているのを目撃した。そのような夢を昨夜見た。 その場所は、どうやら南アフリカにある喜望峰だということが夢の続きからわかった。喜望峰からインドに向けて列車で北上しようとしていた夢の中の...
753. その日が来るまで
今学期は二つのクラスしか履修していないのだが、もう一つ関心のあるクラスを聴講し、さらには研究の方を進めていく必要があったためか、履修している二つのクラスの振り返りが追いついていない。 相変わらず、日々の生活の中の全ての出来事が、私にとってとても貴重なものに映り、そこでの体験...
752. 創造性とIQや性格特性との関係
昨日は午後から、「創造性と組織のイノベーション」というコースの第二回目のクラスに参加した。家から出るのが少し遅れたため、早歩きだけではなく、時に小走りをしながらクラスが行われるキャンパスに向かった。 クラスの開始になんとか間に合い、慌ただしく席に着いた。今日のトピックは、一...
751. 本当の美・本当の真実
目覚める直前の夢の中で、とても重要な洞察を得た。どうやら私たちは、部分と全体が織りなす一つの総体であり、部分と全体は絶えず変化しているということを示唆するような内容だった。 部分と全体の絶え間ない変化をすぐさま「進化」と呼ぶことはためらわれるが、夢の中で得られた洞察は、部分...
745. 多重的安定性とモチベーション
今日は朝一番に「創造性と組織のイノベーション」と「複雑性とタレントディベロップメント」というコースの課題論文を読んでいた。特に、前者のコースを担当するエリク・リーツシェル教授の文献選択は非常に体系的であると気づかされる。...
740. 丸の本質から死の本質へ
清らかな太陽が昇る朝。暖かな太陽光が優しく差し込む昼。静かな闇に包まれた夜。そのような日曜日だった。 今日は午前中に、産業組織心理学の論文を四本ほど読んでいた。それらの論文はどれも、「創造性と組織のイノベーション」というコースで課題にあがっているものである。...
730. ユーモアと笑い
今日は午後から、「創造性と組織のイノベーション」というコースの初回のクラスに参加した。このコースは産業組織心理学に属するものであり、コースを担当するのは、個人の創造性と組織のイノベーションを専門としているエリク・リーツシェル教授である。...
725. 科学論文の創出方法について
フローニンゲンの街も二月に入ってからしばらく経った。先週は比較的暖かい日が続いていたが、今週は再び最高気温がマイナスとなる日々が続いている。 今日は、最高気温がマイナス1度なのだが、体感はマイナス10度ぐらいに感じられるという予報が出ている。十倍に寒さが強化されているのはな...
724. 今学期の履修コースについて
今学期は一つほど、公式な形で履修をしているのではなく、ある種の聴講生として履修しているコースがある。それは、以前「タレントディベロップメントと創造性」というコースの中の一つのクラスを担当したニコ・ヴァン・イペレン教授のコースである。...