938.「創造性と組織のイノベーション」の試験を終えて
昨日は、「創造性と組織のイノベーション」のコースの最終試験を受けてきた。早朝、自宅からザーニクキャンパスまで30分ほどゆっくりと歩いている最中、先日のオーストリアへの旅を通じて得られた体験を咀嚼する現象が、自分の内側で現在進行形で生じていることがわかった。...
934. 横山大観の名作『趁無窮』より
ウィーンとザルツブルグではあれほどまでに天候に恵まれ、街行く観光客の幾人かが日中に半袖で活動していたのに対し、フローニンゲンの街は未だに寒さが残っている。実際に、今日は朝から部屋の暖房を入れる必要があった。 こうした寒さのみならず、午後からは雨が降り出し、オーストリアで傘を...
929. 旅を終えてのこれから
オーストリア旅行から戻ってきてからの最初の朝を迎えた。旅の途中でも時間を見つけて日記を書き留めていたのだが、正直なところ、旅を通じて得られたものの内、ごくわずかなことしか書き留めることができなかった。 また、旅の最中において、言葉にならないような真の体験に襲われることが幾度...
868. 束の間の休息に
先ほど無事に、「創造性と組織のイノベーション」のコースで課されている、グループ共同論文の最初のドラフトをメンバーと一緒に担当教授に提出した。この課題に取り組むにあたって、産業組織心理学を専攻しているルクセンブルク人のヤンとドイツ人のマーヴィンに随分と助けられたように思う。...
842. ある金曜日の仕事より
ここ数日間は晴れの日が続き、気温も春らしくなっていた。しかし、今日の夜からまた雨が降り出し、明日以降、数日間は天気が崩れる。 天気予報を通じてその情報を得ていたため、午前中の仕事を終えると、ランニングに出かけた。今朝は五時から仕事に取り組み始めたのだが、仕事に熱中していると...
840. とある一日の流れ
今日の起床は、昨夜仮説的に考えていた通りのものとなった。現在、第二弾の書籍に関する原稿が書き上がり、すでに編集者の方に送っているため、そちらの作業はとりあえず落ち着いている。 しかし、学術論文の方は、自分の修士論文に加え、履修しているコースで小さな論文を執筆することが要求さ...
834. 書くことによって形作られる日々と自己
本日は、午前中にシステム科学の専門書 “Principles of Systems Science (2015)”を読み進めていた。本来であれば、午前中のうちに第二章まで読み進めておきたかったのだが、読む最中に何度も立ち止まって考えさせられる論点やテーマがあり、計画通りに本...
821. グループ課題と研究の進捗
今日は、久しぶりに恵まれた天候の中でランニングをすることができた。やはり、晴れ渡る空の中、太陽光を浴びながらランニングをすることは非常に気持ちが良い。 春の息吹を感じる風と朗らかな太陽光を全身に浴びながら、私は近くの河川沿いにあるサイクリングロードを走っていた。ランニングか...
783. 今後の歩みについて
夕方から小一時間程度の時間を使って、九月から進学する予定の「実証的教育学」のプログラムに出願するための志望動機書を作成していた。このプログラムに関しては、かなり以前から調査をし、チリ人のプログラム長にすでに連絡を取ることによって、このプログラムの中で自分の研究をさらに進めて...
775. 笑いと音楽
昨日の夜は少し疲労感を抱えていたが、十分な睡眠のおかげで、今朝は再び気力に満ちた状態に戻ったように思う。気分や体調を含め、私たちは変動性に満ち溢れた存在だということを改めて知る。 一昨日に引き続き、昨夜も夢の中で何やら考えさせられることがあった。昨夜の夢の中では、笑いという...