3434. 散歩から帰ってきて
つい先ほど散歩から戻ってきた。やはり散歩をすることは良い気分転換になり、心身の調子を整えてくれるように思う。毎週一度は街の中心部のチーズ屋に行くことは良い習慣だと思う。 三時過ぎから四時過ぎまで散歩をしていたのだが、自宅に戻ってくる頃にはもう薄暗くなり始めていた。今は時刻は...
2389. 分散的記憶
思っていた以上に早い時間帯に二本の論文を読み終えることができた。二つの論文は共に洞察に溢れており、再度じっくり読み進める中でまた新たな発見があった。 読書とはこのように、読み手である私たちが前回の読書の時とは異なる内面状態にあれば、常に新たな意味を私たちにもたらしてくれるも...
2388. 充実感と幸福感に溢れる日曜日に向けて
今日という日曜日がより充実したものになるように、少しばかり今日取り掛かりたいことについて書き出しておこうと思う。書くことの効力と魔力はまさにここにある。 文章を書くことによって、日々の物事が充実感と共にどこかに向かって伸びていく一本の線のように見える。もちろん、その線には紆...
2385. 今朝方の夢の最後の場面
小鳥の鳴き声が依然として響き渡る土曜日の朝。このところ、毎朝小鳥の透き通るような鳴き声と共に目覚めることが多くなっている。それは朝の陽気と相まって、春のフルートのような音色として知覚される。 時刻は正午に近づいてきており、午前中の仕事を一旦ここで区切りにしようと思う。午前中...
2340. 雨上がりの夕方に
天気予報とは裏腹に、午前中は雨が一切降らず、午後もこのまま晴れなのではないかと思っていた。すると、昼食を摂り終えた後から急に天気雨のような激しい雨が降り始めた。 しばらく雨は降り続け、夕方の五時を迎えた今は再び晴れ間が広がっている。とても不思議な空模様だ。どうやら今日は夜ま...
2072.「デジタルラーニングと学習環境」の第三回目のクラス
午後三時を迎える頃、大学キャンパスから自宅に戻ってきた。今日は早朝にある企業とのオンラインミーティングがあり、その後すぐに自宅を出発し、研究アドバイザーのミヒャエル・ツショル教授の講義に参加した。 今日はいつもに比べてツショル教授のエネルギーが落ちているように見受けられたが...
1639. 時の螺旋階段
先週と同様に、今週も天気が優れない。今日も小雨が降ったり止んだりを繰り返していた。 これから夕方の仕事に取り掛かる前に、少しばかり今朝の夢を振り返っていた。今朝の夢は、時間を逆行し、振り出しに戻るような感覚を引き起こすものだった。...
492. 卓越性の発達に関する三つの制約
今回は、知性や能力の高度化に関する発達科学の近年の潮流を踏まえ、発達に影響を及ぼす複数の要素間の相互作用を考慮に入れた支援手法について見ていきたい。一つ面白い論文として、 “A constraints-led perspective to understanding...
379. エゴン・ブランスウィックの「心理学的生態学」に関する所感
ようやくフローニンゲンの街の天候パターンを掴み始めたと言えそうである。この街に到着した当初は、天気予報では降水確率が低いにも関わらず、雨に見舞われることが多々あったため、つくづく天気というのは予測の難しいダイナミックシステムだと頭を悩ませていた。...
283. 環境適応とシステムの発達
米国在住の最後の拠点であったロサンゼルス時代から、昨年の東京滞在期間において、 “dynamic system”や "systems theory”という単語が挿入されている専門書の中で、優れたものは大半購入したように思う。 昨日から本日にかけて目を通していたのは、...