797. 非線形的な動きに魅せられて
小鳥の小さな鳴き声が辺りに鳴り響いている。私にとって、小鳥の鳴き声にそっと耳をすませることは、早朝の一つの楽しみになっている。 不思議なもので、今聞こえてくる鳴き声は、午後になると聞こえてこない。午前中に教授とのミーティングや講義があるときに、キャンパスを訪れる際に必ず通る...
795. 唯一の望み
昨日は、時間を忘れてしまうほど、自分の研究に打ち込んでいた。時間が経つのがあっという間であったと思った時に初めて、時間というものが存在していたのだと知った。 非線形ダイナミクスの専門家であるラルフ・コックス教授との午前中のミーティングの後、プログラム言語のRを用いて、「交差...
794. 再帰定量化解析(RQA)と交差再帰定量化解析(CRQA)
一時間ほど前に今日の午前中に関する振り返りを行った後、別の仕事に少しばかり取り掛かっていた。その仕事の最中、振り返りが足りなかったためか、先ほどのラルフ・コックス教授とのミーティングで得られた事柄に思考が巡っており、仕事が少し上の空であった。...
793. 標準化分散解析(SDA)とトレンド除去変動解析(DFA)
昼食を摂り終え、通り雨が過ぎ去った晴れ渡る空を私は静かに眺めながら、午前中の出来事を振り返っていた。先ほども、みぞれ混じりの雨が地面に叩きつけられていたのであるが、そうした激しさ以上の学びを得るような午前中だった。 今朝は、非線形性ダイナミクスの専門家であるラルフ・コックス...
776. フローニンゲン大学のMOOCに関する研究へ向けて
昨夜の台風のような一日が嘘のように、今日は良い天気に恵まれた。今日は午前中から、フローニンゲン大学が提供するMOOCを通じて得られたデータを見せてもらうために、自宅から徒歩で30分ほど離れたザーニクキャンパスに足を運んだ。...
760. 過去も未来も現在も
昨日は、午前中に研究データに対して、プログラミング言語のRを活用しながら、交差再帰定量化解析(CRQA)という非線形ダイナミクスの手法を適用していた。 この解析手法は、二つのシステムの挙動がどれほど構造的に結びついており、どれだけシンクロナイゼーションを起こしているかを明ら...
755. 三つのリサーチクエッション
昨日、ドビュッシーのピアノ曲が流れてきた時、思わず仕事の手を止めた。そこには、私の身も心も、そして時間すらも溶かしてしまうかのような甘美な旋律が流れていた。 この曲にはどこか、今の自分の感情を変容させるような不思議な力が込められていたのだ。ドビュッシーは印象主義を代表する作...
701. トレンド除去変動解析とフラクタル解析
昨日は、夕方から就寝前にかけて、「複雑性と人間発達」で取り上げた実習内容を再度もう一度自分の手で行っていた。実習の中で取り上げられた、ダイナミックシステムアプローチや非線形ダイナミクスの手法のうち、いつくかはエクセルで行えてしまうものもある。...
691. 交差再帰定量化解析と親知らずの抜歯
今日は早朝より、研究に関して昨日閃いたアイデアを早速実行に移してみた。具体的には、オンライン教室空間における教師と学習者の行動をカテゴリー分類し、定量化したものに対して、交差再帰定量化解析(cross recurrence quantification...
690. アインシュタインに関する記事より
今日はいつもより30分ほど早く起床した。起床直後、朝の習慣的な実践を行い、その後にアインシュタインの創造性に関する簡単な記事に目を通していた。 先日からしばらく、連想的な思考について気になっていたため、アインシュタインが述べていた「組み合わせ思考」という言葉に共感するものが...