3273. アルフレッド・ビネーのIQテスト
今朝のフローニンゲンは少しばかり霧に包まれており、霧の中で輝く光をぼんやりと眺めていた。今はすっかりと辺りは明るくなり、穏やかな平日の雰囲気が広がっている。 早朝に、テレマンに範を求めて一曲作った。それはとても短い曲だったが、朝の雰囲気とそれに応じて喚起された自分の内側の感...
3256. 非民主主義的なアセスメント
優しい朝日がフローニンゲンの町に降り注ぎ始め、これから一日の活動を本格的に始めようと思う。ここ数日間はシベリウスのピアノ曲を聴くことが多かったが、今日からはテレマンのピアノ曲を聴くことにした。 テレマンは私がよく作曲の参考にする作曲家であり、今日から聴き始めたピアノ曲集はテ...
2930. 盲目的な夢遊病者
時刻は午後の六時を迎えた。今日は読書を旺盛に進めることができた。まるで乾いた土が水を吸収するように書物を読み進めていた。 早朝に紐解いた、クリシュナムルティの書籍“Krishnamurti to Himself: His Last Journal...
412. 知識の重要性について
昨日は、第二回のオンライン読書会に向けて、自分でも事前課題について回答を少しばかり考えていた。基本的には事前知識を必要としないオープンクエスチョン形式を意図していたのだが、中には構造的発達心理学を含めた発達科学の知識を必要とするものも混じってしまっていた。...
384. 専門家の能力と使い方について
昨日読んだ論文の中で印象に残っているのは、 "Wither cognitive talent? Understanding high ability and its development, relevance, and furtherance(2013)”...